JR東日本は3日、専用ウェブサイトであらかじめ日時を指定した上でコインロッカーを予約できるサービス「To Locca(トロッカ)」を3月25日からスタートすると発表した。山手線内を中心とした11駅でサービスを開始する。
「To Locca」は専用ウェブサイトにアクセスして会員登録することで、1時間100円からの利用料金でロッカーの予約が行えるサービス。予約したロッカーの操作パネルに予約番号を入力することで、簡単に荷物の預け入れ・取り出しが可能となる。
利用するには、専用ウェブサイトで日時と予約したいロッカー・サイズを選択。利用開始15分前にメールまたはマイページにて予約番号が知らされ、予約時間になったらロッカーの操作パネルで「荷物を入れる」「会員利用・予約利用」を選択する。その後、予約番号を入力し、指定された位置に荷物を入れて扉を閉めれば、荷物の預け入れが完了。荷物の取り出しは、操作パネルで「荷物を取り出す」「会員利用・予約利用」を選択した後、予約番号を入力すると扉が開錠される。
予約単位は1時間単位の時間制(開始時間は15分単位)、予約可能時間帯は6~24時(24時から翌日6時をまたいだ予約は可能)、最大予約時間は72時間、予約受付開始日は利用日の1カ月前、サービス開始は3月24日17時から受付開始する。
料金は、Sサイズが1時間100円(最大料金1日1,000円)、Mサイズが1時間150円(最大料金1日1,500円)、Lサイズが1時間200円(最大料金1日2,000円)。場所によって基本料金・最大料金が異なる場合があり、決済方法はクレジットカードによるウェブ決済となる。
3月25日から山手線内を中心とした11駅22カ所290口にてサービスをスタート(東京駅4カ所、浜松町駅1カ所、高輪ゲートウェイ駅1カ所、品川駅1カ所、新宿駅3カ所、池袋駅1カ所、上野駅4カ所、秋葉原駅2カ所、神田駅1カ所、信濃町駅1カ所、舞浜駅3カ所)。今後、2021年3月までに首都圏ターミナル駅や観光・イベント需要が高い駅を中心に30駅へ拡大するとともに、JR東日本のエリア外でのサービス展開もめざす。