ジョンソン・エンド・ジョンソンのコンシューマーカンパニーは2月26日、「靴ずれ」に関する調査結果を発表した。調査は1月31日~2月5日、現役就活生、就活経験者、採用担当者600名(各200名)を対象にインターネットで行われた。
調査によると、現役就活生の77%が「就活靴で靴ずれになった」経験があるとのこと。具体的には、「足に痛みがあった」(48.0%)が最も多く、次いで「足の皮がめくれた」(28.3%)、「足の皮膚が赤くなった」(27.7%)と続き、また、「足から血が出た」という人も11.2%見受けられた。
続いて、スニーカーでの就活に対する抵抗感について質問したところ、現役就活生の半数以上(55.7%)が「マナーがないと思われるから、スニーカーを履いて就活しなかった」と回答。しかし一方で、約8割(79.0%)の採用担当者が「企業の説明会や面接で就活生がスニーカーを履いてきても気にならない」と回答しており、就活生が思っているより採用担当者のスニーカーへの抵抗やマイナスな印象が少ないことが明らかに。
また、靴ずれのない就活を応援する「#スニ活」を導入する企業の印象について聞くと、93%の現役就活生が「自分の就職先に『#スニ活』の解禁を希望している」と回答。一方、企業側にその導入意思について質問すると、約8割(77%)の採用担当者が「今年の採用活動でスニ活を取り入れてみたい」と回答したものの、実態として、『#スニ活』を積極的に発信している採用担当者はわずか14%と、まだまだ少ないことが分かった。