女優の矢作穂香と俳優の伊藤健太郎が、4月2日にスタートするMBSドラマ『ピーナッツバターサンドウィッチ』(毎週木曜24:59~)でW主演を務めることが1日、明らかになった。

  • 左から伊藤健太郎、矢作穂香、伊藤修子

原作は、女性ファッション誌『with』ならではの読者アンケートを元に、婚活世代の女子たちのリアルな声を反映して描かれた、ミツコ氏による同名の婚活漫画。「with online」で掲載され大きな反響を呼び、1億PVを突破した。

物語は、過去の不倫経験から“普通”に執着する沙代、長年付き合った彼となかなか次の段階に進めない美晴、流されやすくいつもセフレ止まりな美和、プライドの高さから玉の輿しかありえない茜、という違った結婚観を持つ4人の女子たちが、結婚へ向けて奮闘するリアルな恋愛模様が描かれる。

いわゆる婚活ドラマと大きく違うポイントは、婚活をサポートする“謎の組織”・ピーナッツバターサンドウィッチーズの存在。本作では、政府が女性の選ぶ多様な幸せの形をサポートする秘密機関を立ち上げた、という独自の世界観で描かれる。バリキャリ、セカンドライフ、妊活など、さまざまなカテゴリーのなか、ピーナッツバターサンドウィッチーズ(通称PBS)が担当するのは、「婚活」。PBSは、日本女性の中から毎度、婚活女子4人をピックアップし、サポート・研究していく秘密のトリオだ。

ドラマ版では、婚活女子の恋愛模様の合間に、PBSによるデータからみた恋愛解説(例えばワンナイトラブから付き合える確立は通常何%、20代で結婚に不安をもつ女性は何%など)や、スタジオトークのような談義が挟まる試みとなっており、ラブストーリーとスタジオトークがサンドされた恋愛バラエティ型の新感覚ラブコメディとなっている。

このたび、ピーナッツバターサンドウィッチーズの研究員、椿、小林、権田が決定した。新人で、この組織の存在と結婚自体に疑問を持っている、あわてんぼ系女子・椿役には矢作穂香、データ至上主義で、成績優秀だが人に興味がない理系男子の先輩研究員・小林役には、伊藤健太郎が決定。2人のW主演での掛け合いが大きな見どころとなる。そして、この組織を取り仕切る権田所長役を、伊藤修子が演じる。

キャストのコメントは以下の通り。

■矢作穂香
元々原作を読んでいたので、出演が決まった時からずっとワクワクが止まりませんでした。演じられることができて、とても光栄です。女性たちの婚活の行方を、最後までしっかりと見守っていきたいと思います。どんな展開になっていくのか、私自身もとても楽しみです!

■伊藤健太郎
政府の婚活サポート機関、もちろん、実在しない機関ですが、この秘密機関「PBS」の一員としてクールに淡々と調査、分析し、時に新人の椿を面白がりながら、婚活女子4人の恋愛模様と椿の成長を権田所長と共に見守って行きたいと思っています。

■伊藤修子
あれこれ悩む女性達を俯瞰する気楽な立場ですが自分自身は関東の出身で特に方言とかがないので関西弁のセリフというのが心配です。一言二言レベルならごまかせても偽物感がどうしても出てしまいそうです…。吉本に所属しているというだけで関西の方ですかと言われることもありますが関西要素は0です。これから身の回りにいる関西人の話声に耳をそばだてる毎日になりそうです。よろしくお願いいたします。

(C)「ピーナッツバターサンドウィッチ」製作委員会・MBS (C)ミツコ/講談社