フジテレビは2日、4月改編を発表。水曜22時台の『BACK TO SCHOOL!』を終了させ、新たに『突然ですが占ってもいいですか?』をスタートさせる。
新番組は、今年1月に放送され、横並び トップの世帯平均視聴率を獲得した深夜特番『突然ですが占ってもいいですか? in 赤羽』をレギュラー化するもの。博多出身で芸能人も占うほどの人気と実力を兼ね備える占い師・木下レオンと、ゲッターズ飯田の一番弟子で、女性ならではの視点で美容占いや開運ファッション占いなどを得意とする占い師・ぷりあでぃす玲奈が、街中で突撃ロケを敢行する。
人気占い師が街で出会った人たちを占ってみるとその街の特徴も垣間見える…。イマドキの若者事情、家庭事情、職場事情、恋愛事情な ど、令和時代のリアルに切り込んでいく。
同局は、18年から19年の年間平均視聴率(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を比較すると、ゴールデンタイム(19~22時)で7.8%から8.4%と0.6ポイント上昇、プライムタイム(19~23時)で7.7%から8.1%と0.4ポイント上昇しており、プライムタイムで4月にスタートする新番組は、ドラマ以外で同番組のみ。
齋藤翼編成部長は「戦略的にゴールデンタイムの番組をすべて現行のまま継続。各番組の持っているポテンシャルをさらに伸ばし、弱点と思える部分はリニューアル(マイナーチェンジ)= 『追求』しながら、さらに上を目指し、伸ばしていきます」としている。
また、4月からは“配信戦略”を強化。地上波番組の総合的な視聴リーチを拡大するため、若者層の視聴を意識し、自社配信プラットフォーム「FOD」 との連動を強化するとし、「視聴者ファーストでいつでもどこでも視聴できるフジテレビを目指していきます」(齋藤編成部長)と狙いを語っている。