JR東海は27日、今年もゴールデンウィーク期間に東海道新幹線で「ファミリー車両」を設定すると発表した。「ファミリー車両」は通常の新幹線の一部車両をファミリー専用の車両として販売する取組み。有料で乗車する人数分の席に加え、さらに1席を無料で用意する。1ドリンク引換券(有料で乗車した人のみ。1人1枚)も付く。

  • 「ファミリー車両」記念撮影イメージ

1～12歳のこども向けに、「うんてんしさんバンダナ」のプレゼント(1グループ最大3枚)も。車内に用意した乗車記念パネルやフォトプロップスを使って記念撮影も楽しめる。抽選でN700Sなどの「プラレール」が30人に当たるチャンスもある。

ゴールデンウィーク期間の「ファミリー車両」は4月25日から5月10日まで、1日あたり下り・上り各1～3本、期間中合計66本の「のぞみ」に設定。大型連休期間中の設定としては、過去最長かつ最大規模での実施だという。

通常の新幹線予約と異なり、ジェイアール東海ツアーズの旅行商品として発売。おもな区間の代金は、東京・品川～名古屋間が大人1万900～1万1,300円、こども・幼児5,000～5,200円、東京・品川～新大阪間が大人1万4,300～1万4,700円、こども・幼児6,400～6,700円、名古屋～新大阪間が大人6,400円、こども・幼児3,300円。出発日の4日前まで販売される。