俳優の綾野剛と歌手・俳優の星野源がW主演を務めるTBS系ドラマ『MIU404(ミュウ ヨンマルヨン)』(4月スタート、毎週金曜22:00~)の新キャストが28日に発表され、岡田健史、麻生久美子、橋本じゅんの出演が明らかになった。
このドラマは、『逃げるは恥だが役に立つ』『アンナチュラル』(ともにTBS)などで知られる脚本家・野木亜紀子氏のオリジナル脚本による一話完結ドラマで、警察内部で“何でも屋”と揶揄されながらも犯人逮捕にすべてを懸ける初動捜査のプロフェッショナルである「機動捜査隊」(通称:機捜)が、24時間というタイムリミットの中で事件解決を目指す物語。
警視庁の働き方改革の一環で作られたという架空の設定の臨時部隊「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」が舞台で、綾野が演じる機動力と運動神経はピカイチだが機捜経験がなく、刑事の常識にも欠ける伊吹藍(いぶき・あい)と、星野が演じる常に先回り思考で道理を見極める志摩一未(しま・かずみ)は、この“4機捜”でバディを組む。
このたび、ドラマを彩る4機捜の個性豊かなメンバーとして、岡田健史、橋本じゅん、麻生久美子の出演が決定した。
岡田が演じるのは、警察庁幹部の父をもつキャリアの新米・九重世人(ここのえ・よひと)。今まで何事もうまくこなしてきたという自信から、どこか上から目線になりがちだが、意外に可愛いところもあるという役どころだ。岡田のTBSドラマ出演は、『中学聖日記』(2018)以来約1年3カ月ぶりとなる。
橋本が演じるのはキャリアやエリートが大の苦手ながらも、面倒を見るために九重とバディを組む4機捜のベテラン班長・陣馬耕平(じんば・こうへい)。「劇団☆新感線」の主要メンバーで、多くの人を魅了してきた橋本。存在感のある変幻自在な演技に注目だ。
そして、麻生は捜査一課から警察署長を経て女性初となる機捜の隊長に任官した桔梗ゆづる(ききょう・ゆづる)を演じる。映画、ドラマ、舞台で様々な役を演じ、『時効警察』シリーズ(テレビ朝日)では警察署の交通課に所属するヒロインをコミカルに演じた麻生が、本作では機動捜査隊隊長という役をどのように演じるのか。
新キャストのコメントは以下の通り。
■岡田健史
この度、九重世人役を演じさせて頂きます岡田健史です。主役の綾野さん、星野さんをはじめとした錚々たるキャストの皆様のもとでお芝居ができること、大変うれしく思います。TBSの刑事ドラマといえば『MIU404』と言われる未来が見えるようで、心躍る気持ちで撮影に挑んでいます。その中のパーツの一部としてしっかり機能できるように全身全霊、九重を生き抜きたいと思っています。これまで見たことのないようなドラマをお届けします。是非、ご覧ください!
■橋本じゅん
クランクインしたばかりですが、ぶっちゃけ、超超楽しい! だいたい野木さんの脚本が面白い。塚原監督の世界観、新井プロデューサーの集めたスタッフの皆さん、的確で迅速で優しくて、チャーミング。現場があっという間にドライブします。そもそも主演の剛くんと源ちゃん。自分がうまい役者になったかのような気にさせてくれます。そして大好きな麻生さん! 岡田健史君とニコニコで過ごしてます。ワクワクしすぎ。俺、絶対得してます(笑)。皆様どうぞお楽しみに!
■麻生久美子
私が演じる桔梗ゆづるは、ひねくれたところがない正義感の強い人。私にそういう役のイメージはあまりないかもしれませんが、少しでも近づけるように頑張りたいです。刑事ドラマなので毎回起きる事件はもちろんですが、個性豊かなメンバーの集まった“4機捜”内の人間関係や徐々に見えてくる人物背景なども見所の一つだと思います。なにより脚本の野木さんと演出の塚原さんの作られる世界観を楽しんでもらえたらと思います。
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