EIZOは2月27日、31.1型4K HDRリファレンスモニター「ColorEdge PROMINENCE CG3146」を発表した。5月より発売する。価格はオープンで、公式オンラインショップ「EIZOダイレクト」での価格は3,278,000円(税込)。
「ColorEdge PROMINENCE CG3145-BS」の後継モデルで、映像制作での最終色調整(カラーグレーディング)に使用するリファレンスモニター。キャリブレーションセンサーを本体に内蔵しており、解像度は4,096×2,160ドットのDCI 4Kだ。キャリブレーションソフトウェア「ColorNavigator 7」を使い、ハードウェアキャリブレーションが行える。
色域はDCI-P3カバー率99%で、HDR方式はHybrid Log GammaとPQの両方に対応。高速伝送フォーマットであるSDI信号の12G、6G、3G-SDI入出力が可能で、SDI出力端子を備えた撮影カメラと直結できる。SDI・HDMI信号入力時に、コンテンツのカラー情報に連動してカラー設定を自動で切り替える「Sync Signal機能」を搭載。マグネットで脱着可能な遮光フードが付属する。
操作面では、本体前面に調整ダイヤルを備え、画面の輝度・黒レベル・ガンマ(EOTF)などを調整しやすくした。また、USB 3.1 Gen1対応のハブポート×3基を備える。
主な仕様は、視野角が水平垂直ともに178度、輝度が1,000cd/平方メートル、コントラスト比が1,000,000:1、応答速度が10ms(中間階調域)。映像入力インタフェースは、HDMI×1、DisplayPort×1、BNC(12G/6G/3G/HD-SDI)×1、BNC(3G/HD-SDI)×3。BNCはスルー出力(アクティブ)にも対応する。本体サイズはW757×D2080×H488mm、重さは約約26.5kg(フード除く)。