ビズヒッツはこのほど、「楽な派遣の仕事についてのアンケート調査」の結果を明らかにした。同調査は2月、全国の派遣経験者1,000人を対象にインターネットで実施したもの。
「時給が安くて楽な仕事」と「時給が高くて大変な仕事」のどちらを選ぶか尋ねたところ、50%が「時給が安くて楽な仕事」、50%が「時給が高くて大変な仕事」と答えた。
どのような仕事を楽だと感じるか聞くと、2位以下に3倍以上の差をつけて、圧倒的に多かったのは「単純作業(564人)」だった。2位は「責任がない(145人)」、3位は「人との関わりがない(79人)」となっている。肉体的な大変さよりも、精神的な負担が少ない作業を楽な仕事と考える人が多いことがわかった。
これまで経験した中で一番楽だった派遣の仕事について尋ねると、最も多かった回答は「軽作業(286人)」だった。どんな点が楽であったか聞くと「覚えることも少なく何も考えずただ機械になったような気持ちで働けた」「検品して分類するだけなので感覚で仕事ができる」といった声が寄せられた。
2位は、「言われたことをこなすだけなので楽」といった理由で「一般事務(131人)」、3位は「他人と協力して行う仕事ではないので、面倒な人間関係もない」などの理由で「データ入力(64人)」がランクインした。4位は「イベントスタッフ(63人)」、5位は「テレオペ・テレアポ(36人)」となっている。