関ジャニ∞の横山裕が、MCを務めるNHK Eテレ『#もしかしてしんどい? ~虐待を考えるキャンペーン特番~』(29日放送21:00~21:59)についてコメントを寄せた。
NHKは、子どもへの虐待を少しでも減らすために、さまざまな番組やデジタルコンテンツ、イベントなどを通して「#もしかして…虐待を考えるキャンペーン」を2019年11月から展開。2月はEテレ、ラジオといったNHKのメディアを横断し、子どもの虐待について取り上げる。
キャンペーンの集大成となる同番組では視点を広げ、虐待が起きる背景に目を向ける。子育てで追い詰められていく状況を会社の仕事に例えたドラマ、妻が子どもに手をあげたことで子どもが児童相談所に保護された夫婦のドキュメント、専業主婦を対象にした託児所の取材映像などが放送される。
MCを務める横山は、「自分のためにもなりましたし、すごく考えさせられる収録でした」と感想を述べ、「この先僕に子どもができた時、奥さんである『お母さん』が甘えられる手立てを作ってあげることが大事だと思いました。お母さんは、みんな『完璧にしなきゃ』『子どもの成長が自分の一言で決まっちゃう』って思いながら育てていて、誰にも甘えられないでいる」と実感。
「でも本当はそうじゃなくて、『みんなで育てていくんだ』と、ゆとりを持つことが大事なんだと知ることができました」と貴重な機会となったようで、「みんな初めてお母さんやってるんですから、できなくて当然。子どもや父親と一緒に成長していけばいいんだと思いました。そのためには、周りの理解と協力が必要ですよね。この番組を通じて、父親が、『子育てってこんなに大変なんだ』って、少しでいいから感じ取り行動に移してほしいなと思いました」と同番組に込めた思いを語っている。