V6・岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(2020年5月22日公開)の新たな場面写真が27日、公開された。
同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。
公開されたのは、土方と沖田が険しい表情を浮かべる緊迫感のあるカットをはじめ、土方を取り巻く主要人物を捉えた4点。激動の運命に翻弄されながらも土方に思いを寄せ、絵筆を走らせるお雪(柴咲コウ)。やがて新選組の局長として対立することになる近藤勇(鈴木亮平)と芹沢鴨(伊藤英明)。
そして、京都の治安維持のため、過激浪士の駆逐を命じる徳川慶喜(山田裕貴)に対し、会津藩主・松平容保(尾上右近)が目を伏せて聞き入れるシーンなど、公開された写真からは各人物の背景や交錯する思惑が漂う。
また、写真で目を引くのは衣装やロケ地といった原田監督こだわりの世界観。衣装デザインは、『日本のいちばん長い日』、『関ヶ原』、『検察側の罪人』など、原田作品を多く手掛けている宮本まさ江氏が担当。ヘアー&メイクアップとして、『ハクソー・リッジ』、『沈黙-サイレンス-』、『SAYURI』など、ハリウッドで活躍するメイクアップアーティストのノリコ・ワタナベ氏が参加し、徹底的にリアリティを追求した洋かつらを使用した。
ロケ地は約60カ所に及び、西本願寺、二条城、仁和寺、姫路城などの世界遺産や国宝級建造物での撮影を敢行。岡田も、「そこに立つだけで、その場所が(芝居を)助けてくれる。エネルギーを感じる場所ばかりだった」と語るほど、印象的なロケーションが広がる。
(C)2020「燃えよ剣」製作委員会