酒の席や面倒な仕事が片付いたときなど、喫煙者はさまざまなシーンで一服している。その日の仕事の都合などによって増減はするだろうが、一日に吸うおおよその本数を決めている喫煙者も少なくないだろう。
では実際、愛煙家たちはどのようなタイミングでたばこを吸っているのだろうか。マイナビニュースの会員304名に聞いてみたので紹介しよう。
Q.あなたが最もたばこを吸いたいと思う瞬間はいつですか
1位 : お酒の席で飲んでいるとき(25.3%)
2位 : 気分転換したいとき(23.7%)
3位 : 仕事が一段落したり、行き詰まったりしたとき(15.8%)
4位 : 食事を終えたとき(12.8%)
5位 : イライラしたとき(12.2%)
お酒の席で飲んでいるとき
・「お酒を飲んでいると本数が増えます。お酒もたばこもストレス解消になっていると感じます」(46歳女性/サービス(その他)/事務・企画・経営関連)
・「酒を飲みながら吸うのが一番」(62歳男性/流通・チェーンストア/営業関連)
・「酒とたばこはセットのようなものだから」(40歳男性/リース・レンタル/営業関連)
・「生理的に吸いたくなります。理屈ではありません」(52歳男性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)
・「空腹が満たされてリラックスした状態になり、たばこがよりおいしく感じるから」(59歳男性/その他金融/営業関連)
気分転換したいとき
・「仕事中は体感的に気分転換する方法が限定される中でこまめに瞬時にリフレッシュできるから」(30歳男性/リース・レンタル/営業関連)
・「自分の中で『疲れているな』と思ったときに吸うとすっきりする」(46歳女性/コンピューター機器/IT関連技術職)
・「仕事にしてもプライベートにしても、気持ちの切り替えが必要なときがあるから」(57歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「たばことともに息を吸ったり吐いたりしていると、少し気分を変えられている気がする」(40歳男性/通信関連/営業関連)
仕事が一段落したり、行き詰まったりしたとき
・「いい仕事ができるようになるから」(31歳女性/その他電気・電子関連/技能工・運輸・設備関連)
・「一息ついてリフレッシュしたい」(62歳男性/その他/営業関連)
・「頭の切り替えをする」(52歳男性/建設・土木/技能工・運輸・設備関連)
食事を終えたとき
・「たばこを吸うことが食後の習慣なので」(46歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「満腹感でまったりしているときが一番おいしく感じるから」(45歳女性/サービス(その他)/販売・サービス関連)
・「口の中の食べ物の感触を消したい」(56歳男性/サービス(その他)/技能工・運輸・設備関連)
イライラしたとき
・「イライラのはけ口がないので、たばこに頼りたい」(48歳女性/人材派遣・人材紹介/その他)
・「職場でストレスがたまりイラッとしたときに一番吸いたくなるのをやめられないです」(49歳男性/専門店(電気機器関連)/販売・サービス関連)
総評
約300名に調査した結果、「お酒の席で飲んでいるとき」(25.3%)がトップとなり、以下に「気分転換したいとき」(23.7%)、「仕事が一段落したり、行き詰まったりしたとき」(15.8%)と続いた。
上位2項目の合計値が49%となり、大半の人は「飲酒時」と「気分転換時」にたばこを吸いたいと感じていることが明らかになった。特に飲酒時は会話の合間にふと手持ち無沙汰になる機会も少なくないが、そういうときにたばこが役立つと考えている人もみられた。
調査時期: 2020年2月24日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 304名
調査方法: インターネットログイン式アンケート