ソニーは2月26日、ミラーレスカメラ「α」シリーズ用の超広角レンズ「FE 20mm F1.8 G(SEL20F18G)」を発表した。フルサイズ対応の大口径レンズで、軽量コンパクトな設計とした。点光源をゆがまず表現でき、星の撮影に向く。価格は128,180円(税別)で、3月13日より発売する。
焦点距離20mmのフルサイズ対応超広角単焦点レンズ。レンズ構成は12群14枚で、高度非球面AA(advanced aspherical)レンズ2枚とED(特殊低分散)ガラス3枚を最適な位置に配置し、色にじみなどの諸収差を抑制。高い点像再現性で、星空や夜景などの撮影に力を発揮する。ナノARコーティングでフレアやゴーストを抑制し、クリアで抜けの良い描写が得られる。
レンズのフォーカス駆動部には、XD(eXtreme Dynamic)リニアモーター2基を搭載。高速かつ高精度なAF動作が可能で、静粛性も高く動画撮影にも向いている。全長が変わらないインターナルフォーカシング方式を採用しており、取り回しもしやすい。鏡胴は防塵/防滴に配慮した設計で、レンズ最前面には汚れが付きにくいフッ素コーティングを施している。
その他の仕様は以下の通り。
- 絞り形式: 9枚 円形絞り
- 最短撮影距離: 0.19m(AF時)、0.18m(MF時)
- 最大撮影倍率: 0.2倍(AF時)、0.22倍(MF時)
- フィルター径: 67mm
- 最大径: 73.5mm
- 全長: 84.7mm
- 重さ: 約373g