東京メトロは26日、企画乗車券の「東京メトロ24時間券」「Tokyo Subway Ticket」「東京フリーきっぷ」を3月14日から従来の磁気乗車券に加え、ICカード乗車券「PASMO」でも利用可能にすると発表した。
企画乗車券を「PASMO」で発売することで、従来の磁気乗車券とは異なり、区間外へ乗り越す際にも自動改札機に「PASMO」をタッチするだけでチャージ残高から自動で精算できる。よりスムーズでスピーディに利用することが可能となる。
「東京メトロ24時間券」は、購入時刻から24時間を有効期間とし、東京メトロ全線が乗降り自由となる乗車券で、発売額は大人600円・小児300円。「Tokyo Subway Ticket」は、購入時刻から24時間・48時間・72時間の間に東京メトロ・都営地下鉄全線が乗降り自由となる旅行者向け企画乗車券で、「24-hour Ticket」が大人800円・小児400円、「48-hour Ticket」が大人1,200円・小児600円、「72-hour Ticket」が大人1,500円・小児750円。「東京フリーきっぷ」は東京メトロ・都営地下鉄全線、都バス(多摩地域を含む)、東京さくらトラム(都電荒川線)、日暮里・舎人ライナー、JR線(都区内)が1日乗降り自由な乗車券で、発売額は大人1,600円・小児800円となる。
対象となる乗車券媒体は「PASMO」と訪日外国人旅行者向けの「PASMO PASSPORT」。有効な定期乗車券情報が付与された「PASMO」には、企画乗車券を搭載することはできない。