富士フイルムは2月26日、インスタントカメラ「チェキ」シリーズのエントリーモデル「instax mini 11(イレブン)」を発表した。価格を抑えたエントリーモデルながら、撮影シーンに合わせて最適なシャッタースピードやフラッシュ光量を調整する「オート露光機能」を搭載し、きれいに撮影できるようにした。価格はオープン。4月上旬より発売する。
instax mini 11
instax mini 11は、撮ったその場ですぐにプリントできるインスタントカメラのエントリーモデル。新機能として、シャッターボタンを押すだけでカメラが自動で周囲の明るさを感知し、撮影シーンに合わせて最適なシャッタースピードやフラッシュ光量を調整する「オート露光機能」を搭載している。
自撮りや接写を行う「セルフィーモード」への移行も簡単で、電源投入後レンズ先端部を一段引き出すだけで完了する。シャッターボタンに取り付けられるボタンアクセサリーも用意。蛍光素材を使用したものと、宝石をモチーフにしたものの2種類が用意されている。
焦点距離60mmの沈胴式フジノンレンズを搭載。撮影距離は0.3~0.5mと0.5m~∞を手動で切り替える。電源には単3形乾電池×2本を使用。本体サイズはW107.6×D67.3×H121.2mm、重さは293g(電池、ストラップ、フィルム除く)。
カラーバリエーションは、ブラッシュピンク / スカイブルー / チャコールグレー / アイスホワイト / ライラックパープルの5色をラインナップする。
新チェキフィルム「MARBLE」シリーズ
新フィルムとして、大理石調の絵柄をフレームにあしらった2種類を用意。ともに4月上旬より発売する。
- ミニフォーマットフィルム「BLUE MARBLE(ブルーマーブル)」
ミニフォーマットに対応したすべてのチェキで使用可能なフィルム。光沢感のあるゴールドがアクセントとなる青い大理石調のフレームデザインを採用する。1パック10枚入り。
- スクエアフォーマットフィルム「WHITE MARBLE(ホワイトマーブル)」
スクエアフォーマットに対応したすべての「instax SQUARE」シリーズで使用可能なフィルム。光沢感のあるシルバーがアクセントとなる白い大理石調のフレームデザインを採用する。1パック10枚入り。