オルトプラスは2月21日、「新型コロナウイルスに対する企業対策アンケート」の結果を発表した。調査は2月4日~14日、都内バックオフィス(人事、総務、広報、労務、経理、経営者、その他内勤)勤務者を中心にWebアンケートを実施し、61名の有効回答を得た。
はじめに、職場で新型コロナウイルスに対して行っている取り組みについて教えてもらったところ、「社内呼びかけ」や「消臭スプレーの設置」を実施している企業が多く、次いで「マスク配布」「在宅勤務」など、88%の企業が何らかの対策を実施していることが明らかに。
しかしながら、「自社の取り組み・対策に満足していますか?」という質問に対して、「満足している」という人は47.5%にとどまり、半数を超える人が「満足していない」とのこと。
また、調査対象者の約2人に1人(47.5%)がウイルス対策に対して自分自身が取り組み・対策を考える立場にあり、そのうち、実際に提案に至った人は19.7%と2割を下回る結果に。
実際に提案したと回答した人のコメントをみると、「中国人メンバーの実家(武漢)へマスクを贈るために、メンバーはマスクを見つけたら経費で購入OKにした」、「2月にオフラインで行うイベントをすべて中止・延期」「次亜塩素水を用いた施設内の消毒」、「手洗い、うがい、アルコール消毒。人の多い場所への外出は避けること」といった意見が見受けられた。