JR東日本東京支社とJR東日本リテールネットは20日、上野駅公園口の新しい駅舎を3月20日初電から供用開始すると発表した。4月21日には、新しい公園口駅舎に「エキュート上野」の新店舗と上野恩賜公園を望む展望テラスがオープンする。
上野駅公園口では2017年から移設工事が進められ、現在の上野駅公園改札から約100m北側の新しい公園口駅舎へ移設されるとともに、新しい公園口駅舎の前は東京都・台東区の道路整備事業により道路がロータリー化され、歩行者空間となる。新しい公園口駅舎では、自動改札機(現状7通路から10通路に増設)と総合案内カウンターが3月20日初電から供用開始。展望テラスと改札外トイレは4月21日から供用開始となる。
現在の公園口駅舎は改修や整備が行われ、改札内トイレ(拡張)・多機能トイレ(2箇所)・ベビー休憩室(1箇所)が2021年度に完成する予定となっている。
新しい公園口駅舎内の商業施設「エキュート上野」は、1階にコンビニエンスストア「NewDays」、2階に台湾カフェの老舗豆花(トウファ)専門店「騒豆花」、京都の老舗「森半」の抹茶を使用した抹茶ドリンクやスイーツを提供する和カフェの「やなぎ茶屋」、店内併設のチーズ工房で作られたフレッシュチーズを使ったスイーツやパスタなどを提供するカフェ「good spoon Cheese Sweets&Cheese Brunch」が4月21日にオープンする。