タレントの指原莉乃が、23日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)にゲスト出演し、賛否の声が上がった「AI美空ひばり」について語った。
AIと人間の共作で漫画家・手塚治虫の新作が制作されることに関連し、歌手・美空ひばりさんをAI技術でよみがえらせ、昨年の『第70回NHK紅白歌合戦』でも注目を集めた「AI美空ひばり」の話題に。
指原は、「紅白ではなくその前のドキュメンタリーを見た時に、ファンの方が『初めて新曲を聴けた』と何よりも喜んでいて」と振り返り、「亡くなった後にファンになった方はそうじゃないですか」「手塚先生の新作を感じたことがない人はたくさんいるわけじゃないですか。そういう人たちには初めての新作になるので、よりうれしいし」とファンの心境を想像した。
また、「AI美空ひばり」の新曲「あれから」を秋元康氏が作詞したことから、「“秋元康擁護”じゃなくて」と前置きして笑いを誘い、「(ドキュメンタリーを)正直、『どうなんだろう』と思って見てたし、完成度がめちゃめちゃすごいかと言われれば分からないじゃないですか? それよりも、ファンの方の反応がすごく好きだったんですよ」「(ファンが)泣いていたりしたのが、それがすべてだと私は思ったんです」とコメント。
「あの涙を見て心が動かない人はあまりいないんじゃないかと」と感動していたファンを最後まで思いやっていた。