京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINSは、走るダイニング列車「丹後くろまつ号」の2020年春・夏コースの申込受付を2月17日から開始した。

  • 「お伽御膳コース」料理イメージ

春・夏コースは温故知新をテーマに、「森の朝食コース」「お伽御膳コース」「大人のスイーツコース」「丹後地肴コース」の全4コースを運行。それぞれ伝統や伝説にもとづいたコース設定で、由緒ある懐かしさや親しみやすさをベースに、沿線地域の旬の食材をふんだんに使用する。

天橋立駅12時48分発・西舞鶴駅14時50分着の「お伽御膳コース」(1万1,000円)は、丹後の国発祥とされる浦島伝説をモチーフに、亀に乗って竜宮城に向かうシーンをイメージして華やかに盛り付けた前菜、開けると煙が上がる玉手箱に入ったスイーツなど、丹後の食材を物語仕立てで提供。天橋立駅17時5分発・西舞鶴駅18時19分着の「丹後地肴コース」(5,100円)は、伝統漁法でその日に水揚げされた鮮魚をはじめ、丹後の食材・地酒・地ワインをふんだんに使用したコース料理が楽しめる。

  • 「丹後地肴コース」料理イメージ

福知山駅10時10分発・天橋立駅11時53分着の「森の朝食コース」は4,400円、西舞鶴駅15時30分発・天橋立駅16時32分着の「大人のスイーツコース」は4,200円となる。

「森の朝食コース」と「お伽御膳コース」は、金・土・日曜日と祝日に定期運行、月・木曜日に貸切運行を実施。「大人のスイーツコース」と「丹後地肴コース」は、土・日曜日と祝日に定期運行、月・木・金曜日に貸切運行を行う。各コースとも1コースあたり定員30名となっている。