オフィスカジュアルが浸透し、服装に悩むビジネスパーソンが増える中、新しいスタイルを提案している「UNBUILT TAKEO KIKUCHI」。前編ではスーツのオーダーを実際に体験してみました。後編では完成したスーツを受け取るとともに、仕上がりをチェックしていきたいと思います。

  • オフィスで着れるカジュアルなコーディネートを提案する「UNBUILT」

UNBUILTのスーツづくり

現代のビジネスパーソンの働き方に合わせたカジュアルなスーツも仕立てられる「UNBUILT TAKEO KIKUCHI」(アンビルト タケオ キクチ)。同ブランドは「自分にフィットする無駄のないスマートな生活」をコンセプトに、既製品とオーダーの垣根を意識させない新しいスーツづくりで、いまビジネスパーソンの注目を集めています。

前編では、マイナビ編集部員が実際にカジュアルなツーピーススーツのオーダーを体験。店員さんに全面的なアドバイスを受けながら、オンでもオフでも着られるデニム調のスーツを注文しました。その後10日が経過し、仕上がりの連絡を受けましたので、さっそく受け取りに行きたいと思います。

  • ビジネスパーソンが足を運びやすい渋谷駅南口近くに直営店を構える

オーダー内容を再確認

まずは前編でオーダーした内容をおさらいしておきましょう。選択した素材は、程よい光沢があるデニム調のテック素材の1つ「テックデニム」です。標準構成から一部を変更し、次のような内容でオーダーしました。


ジャケット

  • モデル:コンフォート
  • ラペル:ノッチドラペル
  • ボタン数:2ボタン
  • 裏地:総裏 / ネオンカラー /イエロー
  • ベント:センターベント
  • ポケット:スリーパッチ
  • ボタン:SR / ホワイト
  • ネーム刺繍:あり / 活字体
  • 袖口本切羽:なし / 色指定なし
  • ハンド風ステッチ:なし
  • フラワーホール配色:色指定なし

パンツ

  • モデル:ワンタック
  • ポケット:斜めポケット
  • ボタン:SR / ホワイト
  • カフス:ステッチ仕上げ
  • リントラク加工:なし
  • 裏地:あり

スーツのフィット感をチェック

出来上がったスーツは、オーダー後6カ月間は無料でお直しを依頼できます。店舗で受け取る際には、実際に着用して細かな調整や店員さんからのアドバイスを受けることができるので、この機会を有効に活用したいところです。

  • 出来上がったオーダースーツ。ゆったりとしたシルエットでありながら、袖丈、裾丈はバッチリ。少々ゆったり目のワンタックパンツは履き心地バツグン

  • ビビッドなネオンカラーの裏地は今回のオーダーのポイント

  • ホワイトのボタンも程よいアクセントに

  • パンツの裾のステッチ仕上げは、カジュアルな靴にピッタリ

この自分に合ったフィット感と出来上がりの満足感はオーダーメイドならではの特長でしょう。今回は直しはほとんどありませんでしたが、試着しつつ丈や裾の長さなどを調整できることは店舗受け取りならではの魅力といえます。もちろん忙しいときは配送で受け取ることも可能。自分の時間に合わせた受け取り方法を選びましょう。

  • 袖周りも無理なく動き、着心地は良好

周辺アイテムをコーディネート

店舗での受け取りを選択したので、せっかくですからUNBUILTの店員さんにコーディネートのアドバイスをお願いしてみました。クラシカルなスーツの場合はここでシャツやネクタイを選ぶことになりますが、UNBUILTではカジュアルアイテムも多数展示しており、イマドキのオフィスカジュアルの提案を受けることができます。

  • 冬らしい暖色のセーターやニットとの相性も良い

  • 堅苦しい雰囲気にならない絶妙な素材使いのアイテムが魅力

  • オン・オフ両方で使えるバッグやよりカジュアルなスニーカーなども

今回は、スーツに合わせてスポーティにコーディネートしてもらいました。セーターは、ジャケットに合わせる定番のハイネックではなく、あえてリブネックで首元をスッキリと。靴はオン・オフで使えるスニーカーをチョイス。清潔感と適度なラフさがあるホワイトのクラシックスニーカーを選びました。


今回は、カジュアルなツーピーススーツとそれに合わせたコーディネートを「UNBUILT TAKEO KIKUCHI」でオーダーする流れをご紹介しました。ビジネスでも使えるカジュアル寄りのセットアップを提案できるという点が、UNBUILTの大きな強みといえます。オフィスのカジュアル化が進んでいる中で、服装に迷っているビジネスパーソンにとって、心強いアドバイザーになってくれることでしょう。