どうも初音ミクのゲーム大好きオジサンです。PSP/PS3/PS4のProject DIVAシリーズと3DSのProject Miraiシリーズはほぼ所有(ただしプレイの腕前はショボイ)。そんなところに「初音ミクVR」が登場となれば、この連載で紹介しないわけにはいかない! さっそくプレイレポートを紹介したい。
「初音ミクVR」は2019年12月5日に発売されたPS VR専用のリズムアクションゲーム。ご存じボーカロイドの「初音ミク」が、人気曲に合わせてこのゲームのために作られたオリジナルダンスモーションを目の前で踊ってくれる。プレイヤーは曲に合わせて8方向から飛んでくるノーツ(音符)を2本のスティックでタッチしていくだけと、非常にシンプルなゲーム。
PS4のコントローラーであるDUALSHOCK 4、PlayStation Move モーションコントローラー(2本)のどちらにも対応している。しかし、モーションコントローラーでのプレイをオススメしたい。というのも、ゲーム内の2本のスティックは、モーションコントローラーならまさに一体化。直感的に操作してノーツをタッチしていける。DUALSHOCK 4ではアナログスティックでゲーム内の2本のスティックを操作することになり、プレイには問題ないが、爽快感という点ではどうしても若干劣ってしまう。
収録曲はStella (骨盤P)、Ievan Polkka (Otomania)、Singularity (keisei)、アマゴイ未成年 (和田たけあき(くらげP) )、Sharing The World (BIGHEAD)、ゴーストルール ( DECO*27)、千本桜 (黒うさP)、ヒビカセ (ギガ)、すろぉもぉしょん (ピノキオピー)の9曲。さらに、曲やステージを追加できる「初音ミクVR Song Pack 1」(1,212円)、「初音ミクVR Song Pack 1」(1,212円)も追加アイテムとして配信されている。なお、発売前のプレオーダーで購入した人には「初音ミクVR Song Pack 1」が特典として含まれていた。
なお、初音ミクの衣装はエメラルドグリーンのネクタイが眩しいおなじみのものと、白を基調としたいわゆる雪ミクの2種類から選べる。スティックも先端が星になった魔法少女のようなタイプと、これまたミクさんではおなじみのネギの2種類から選べるのも楽しい。難易度はノーマルとハードの2種類が用意されている。
ノーツを連続でタッチすると画面左上のフィーバーゲージが溜まっていく。MAXになった状態でモーションコントローラーならトリガー、DUALSHOCK 4ならR2ボタンを押すことでより高スコアが狙えるフィーバーモードになる。高スコアを狙うなら、積極的に使っていきたい。
また、難易度をハードにするとノーツではなくトゲトゲの弾がたまに飛んでくるようになる。スティックで弾き飛ばせばいいが、当たってしまうとスコアが減ってしまう。これがハードの難しさということだろう。
ゲームのプレイ中はミクさんの華麗なダンスを見ている暇が全然ないが、じっくり見たいときは「ミュージックビデオ」モードが便利だ。選択した曲に合わせて踊るミクさんを好きな方向からじっくりと眺めることができる。ベストな表情のミクさんを撮影するのに燃えるのもいいだろう。
初音ミクが好きな人はもちろんのこと、シンプルなリズムゲームなのでVRに慣れてない人でもすぐ楽しめる。千本桜なら知っている人も多いハズ。初音ミクとPS VRの良さを伝えるのにも最適なゲームだ。
初音ミクVR
ジャンル:MUSIC/RHYTHM
対応機種:PlayStation 4※PlayStation VR専用タイトル
対応コントローラー:DUALSHOCK 4、PlayStation Move モーションコントローラー
発売日:2019年12月5日(木)
価格:2,525円(税込)ダウンロードのみ
プレイ人数:1人
CERO:B(12才以上対象)
発売元:Degica
© Crypton Future Media, INC. www.piapro.net