サンコーは2月21日、温度と時間を管理できる低温調理器「マスタースロークッカーS」を発表した。同日発売し、価格は税込9,800円。

  • マスタースロークッカーS

本体のクリップ部を、水とパックされた具材を入れた鍋に固定すると、先端に内蔵されたヒーターが温まり低温調理できる製品。ヒーターにはプロペラも内蔵し、水を循環させながら一定の温度に保つ。従来品「マスタースロークッカーショート」よりヒーターが小型化し、深さが約7㎝を超えるものであれば、底が浅い鍋でも使えるようになった(従来品は深さ10㎝を超える鍋に対応)。

上部には画面付きの設定ダイヤルを備え、調理時間や温度をセット可能。温度は温度は0.1度単位で25~99度、タイマーは1分~99時間まで設定できる。設定温度や時間がくると、タイマー音で知らせる仕組みだ。

本体サイズはW82×H320×D90mm、重さは約800g。電源は家庭用コンセントで、ケーブル長さは1,250mm。消費電力は850W。なお、深さ7㎝以下の鍋では利用できない。

  • マスタースロークッカーSの本体。裏側のクリップで鍋の端に固定する

  • 水やパックされた具材を入れた鍋で、温度や時間を設定して低温調理できる

  • 設定は側面のダイヤルで行える

  • 先端のヒーター。水を循環させるプロペラも取り付けられている