映画『ヲタクに恋は難しい』(2月7日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が20日に都内で行われ、高畑充希、山崎賢人が登場した。

  • 左から高畑充希、山崎賢人

    左から高畑充希、山崎賢人

同作は、イラスト投稿サイト「pixiv」で2014年から連載された、漫画家・ふじたによるWEB漫画を実写化。累計発行部数は700万部を突破、2018年4月にはアニメ化もされた。周囲にヲタクであることがバレることを恐れる“隠れ腐女子”の桃瀬成海(高畑)と、成海の幼馴染で同僚、“重度なゲームヲタク”の二藤宏嵩(山崎)のピュアなラブストーリーを描く。

フランスの「アングレーム国際漫画祭」にて、初の海外上映が行われた同作。さらにイタリアで行われる「ウディネ ファーイースト映画祭」コンペ部門での上映も決定し、高畑は「山崎くんの顔芸は国境を越えると思います」と太鼓判。山崎は「そうですね。顔芸が、グローバル化していけばいいかなと」と同意しつつ、「日本が誇る漫画文化ということでいろんな国の人に楽しんでもらいながら、ミュージカルを楽しんでもらいながら、ラブストーリーも楽しんでほしいなと思っています」と、とにかく楽しんでほしい様子だった。

イベントでは、"ヲタク用語"を英訳すると? というクイズも。「きゃわたん」→「cute」、「尊い」→「Precious」、「おまいう」→「You can't talk」、「廃人クラス」→「die-hard」と意外とシンプルな答えが続く。最後に出てきた「萌え」には、「ファイヤーじゃないですか?」(山崎)、「絶対違うよね」(高畑)と悩みつつ、正解は「moe」。高畑はひっかけ問題に首をひねりながらも「萌えって難しい、説明が。萌えだけ特別扱い」と驚いていた。

また、今回は全編英語字幕付きプレミア上映ということで、最後には同作を楽しんだ外国人8名が登壇し、「この作品好きです」と感想を述べる。山崎は「嬉しいですね。本当に、世界に、世界に、世界に……」と続く言葉が出てこない様子だったが、隣のムエタイ選手がスパーリングの動作をしたことで、「パンチ!」と決める。高畑は「もっと世界にヲタク文化が広まれば嬉しいし、まずは日本でいろんな人に知ってもらったら嬉しいと思います。今日も名言出たから、世界にパンチで! やってこうと思います」と、山崎の名言を採用していた。