会話が少ない3人暮らしの家庭に、猫をお迎えしたら……? そんな体験談『トラがうちにきた話』がツイッターで話題になっていました。投稿したのは漫画家の常喜寝太郎さん(@netarouTsuneki)。

  • 『トラがうちにきた話』(1ページ目) ※タップで拡大

高校の頃の常喜さんは、大きな家でおばあちゃん、お母さんとの3人暮らし。それぞれが自分ひとりの時間を大切に、静かに過ごしていました。

そんなときに新しく家族として迎えたのが、もともとは野良猫で、当時おそらく生後半年ほどだったというトラさんでした。

  • 『トラがうちにきた話』(2ページ目) ※タップで拡大

トラさんは、別に何もしません。ただテレビを見たり、ご飯を食べたりしているだけなのですが、トラさんのことを話しているうちに、いつの間にか家族一緒の時間が増えていったんだそう。

常喜さんは言います。「虎のような強さはないけど、これがこいつ(トラさん)の力」。

  • 実際のトラさん

常喜さんにお話を聞いてみたところ、トラさんは今年で13歳。野良猫で、正確な誕生日が分からなかったことから、「桜が咲いた日を誕生日にしよう」と家族で話し合い、4月6日に制定したんだとか。家族団らんな様子が目に浮かぶようです。

  • テレビを見ているトラさん ※タップで拡大

常喜寝太郎さんは『着たい服がある』(講談社)などの著作がある漫画家で、新刊『不良がネコに助けられてく話』(秋田書店)が3月6日に発売されます。これはトラさんからインスピレーションを得て描かれたお話なんだそう。気になる人はチェックしてみては?