女優の平祐奈らが18日、宮崎県内でテレビ宮崎開局50周年の連続ドラマ『ひまわりっ~健一レジェンド~』(5月中旬放送、15分×全10話)の取材に応じ、宮崎の“温かさ”を口々に語った。

  • (前列左から)高橋克典、平祐奈、井上祐貴 (後列左から)石井正則、大島麻衣、佐藤真弓

このドラマは、宮崎出身の東村アキコ氏の同名漫画が原作。南国・宮崎を舞台に主人公・アキコ(平)が、突拍子もない言動で周囲を困惑させるマイペースな父親・健一1号(高橋克典)と、植物にやたらと詳しい超天然な彼氏候補・健一2号(井上祐貴)に振り回されながら、漫画家を目指す姿を描いていく。

宮崎ロケを行っている平は「宮崎、あったかいところに行けるんだ~と思っていたんですけど、すごく寒くて驚いてます」というが、「温かい皆さんに迎えていただいて、本当に順調に撮影が進んでいるので素敵なところだなあと思いながら毎日現場に来させてもらっています。最後まで全力で頑張りますので宮崎を盛り上げていきたいと思います」と意気込みをコメント。

井上は「実際宮崎弁を健一のお芝居で聞いていたものの、実際に現地の方の宮崎弁を聞きながら過ごすと宮崎で撮影しているんだなあと実感したり、きれいな海を見ると、自分たちがいつも過ごしているところとは全然違う土地で撮影させてもらっているんだなと改めて感じながら日々撮影に挑ませてもらってます」と話し、高橋は「東村アキコさんの漫画にとても現れているてげてげさ。てげてげて一体何だと思っていたのですが、こっちに来て宮崎のスタッフの皆さんにお会いしてなんとなくその意味が分かりました。宮崎だけの放送ではもったいないドラマができつつあります」と手応えを語った。

この取材会には、アキコの職場の同僚・蛯原くるみ役の大島麻衣、職場の先輩・猿渡副主任役の佐藤真弓、職場の先輩で父・健一の忠実な部下・黒木役の石井正則も参加。

大島は「まじめでクールで一番冷静かなと思いきや結構ぶっ飛んでいる役でして、その個性豊かなキャラクターを演じさせていただきとても光栄に思っております」、佐藤は「すごい寒かったんですけど、タクシーの運転手さんとか店員さんとか会う方がみんな本当にフレンドリーであったかいなと、寒い分人の温かさをこの2日で感じました」、石井は「宮崎は美味しいもの・美味しいお酒がたくさんあって楽しい場所なので、それもしっかり満喫しながら、その空気を作品に送り込めるように頑張っていきたいと思います」と意欲を示した。

また、平は「(原作の)漫画を読んでいると親子愛が素晴らしいなと思っていて、本当にアキコさんが真っすぐに素直な女性に育たれているので、ちょっとぶっ飛んでいるお父さんから愛情を受け取ってこうして立派な女性に育たれたんだなと思いました。まだ、お会いしていないのでそういう話もしてみたいとは思うんですけど、すごいそこは毎日漫画を読みながら、台本読みながら、現場の時も思っています」と撮影に臨む心境を語っていた。