ゼンハイザージャパンは、低遅延なaptX LL(Low Latency)コーデックに対応したBluetoothヘッドフォン2機種を3月3日に発売する。ノイズキャンセリング(NC)機能を搭載した「HD 450BT」と、NC非搭載の「HD 350BT」を用意し、価格はどちらもオープンプライス。店頭価格(税別)はHD 450BTが22,000円前後、HD 350BTが12,000円前後を見込む。カラーはブラックとホワイトの2色。
「HD 450BT」は「HD4.50BTNC」(2017年発売)、「HD 350BT」は「HD4.40BT」(同)のブラッシュアップモデル。どちらも密閉型のヘッドホンで、Bluetooth 5.0 Class 1に準拠し、安定した接続性能を備える。aptX LLコーデックをサポートしており、対応機器とペアリングして映画やゲームプレイ時も音声が遅れにくく、ストレスフリーで使えるという。AACコーデックにも対応し、iPhoneユーザーも高音質でワイヤレス再生を楽しめる。
HD 450BTはゼンハイザーの定評あるノイズキャンセリング機能を搭載。 「声や楽器の質感を損なわない自然な音楽再現」を特徴としている。
NC機能の有無以外は、HD 450BTとHD 350BTの基本仕様は共通。伝統のゼンハイザーサウンドを実現するダイナミック型ドライバーを採用し、再生周波数帯域は18Hz~22kHz(-10dB)、感度は108dB(1kHz/0 dBFS)。
マイクを内蔵し、スマートフォンと連携してハンズフリー通話が行える。音声アシスタントのSiriとGoogleアシスタントも呼び出せる。
連続再生時間はどちらも30時間で、急速充電に対応する。充電時間に違いがあり、HD 450BTは2時間、HD 350BTは1.5時間。充電端子はUSB Type-C。重さは約238gで共通。