ジャストイットは2月18日、カードローンの利用経験がある20~50代の女性を対象とした「カードローンの利用目的」に関するインターネット調査の結果を発表した。調査日は2020年1月16日、有効回答は400人。
カードローンを利用した理由、「生活費の補填」が64.8%
はじめてカードローンを利用した当時の年収を聞くと、一番多かったのは「200万円以上300万円未満」で28.5%。次いで「100万円以上300万円未満」が27.8%、「100万円未満」が23.3%と続き、年収300万円未満の女性が79.6%を占めた。
カードローンを利用した理由を選んでもらったところ、「生活費の補填」が圧倒的に多く64.8%。既婚者と未婚者で分けてみると、ともに「生活費の補填」(既婚者75.3%、未婚者58.4%)が1位となったものの、2位以下の順位については、既婚者は2位「子どもの教育費用」(18.0%)、3位「収入の減少」(14.6%)、未婚者は2位「娯楽・交通費」(21.6%)、3位「ショッピング」(19.6%)と、両者に違いがみられた。
今まで利用したことのあるカードローンを聞くと、「プロミス」と「アコム」が最も多く各30.5%。以下、「アイフル」が30.5%、「楽天銀行スーパーローン」が16.3%、「地方銀行」が15.3%と続いた。
カードローンで借りた金額の総額を問うと、「100万円以上200万円未満」が14.8%でトップ。借入期間については、「5年以上」が35.5%で最多となり、1年未満で完済する人は約20%にとどまった。ファイナンシャルプランナーの伊藤亮太氏は、「お金を借りる前に、金利の面をよく考えてください。特に利用期間が長ければ長いほど金利による負担は大きくなります。常習的な利用の仕方ではなく、本当に必要な時だけ利用するといった限定性を持たせましょう」とコメントしている。