アイドルグループ・SixTONESの松村北斗が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『10の秘密』(毎週火曜21:00~)での演技に意欲を語った。

  • 松村北斗=カンテレ提供

松村が演じる伊達翼は、ジャズバーでピアノ演奏のアルバイトをする音大生。事あるごとに圭太(向井理)の娘・瞳(山田杏奈)に近づき、いろいろと聞き出そうとする謎の存在だったが、前回放送の第5話で“10年前の火事”で亡くなった女性の息子であることが判明した。

翼の母親が“10年前の火事”が原因ではなく、何者かに殺され、その犯人が圭太だと考えていた翼。その考えが暴走し、圭太にナイフを持って襲いかかったが、このシーンは、あまり感情の起伏を見せない翼が、圭太に怒りをぶつける緊張感のある撮影となった。

松村は「リハーサルの時にはいろいろと考えてしまって、セリフに詰まったりしてしまったのですが、本番の撮影では自然とセリフが出てきて、動けました」と振り返る。本番の撮影では、「感情がのっていた」と話す松村の芝居には、いろいろと考え悩んだ結果が自然と出た形となったのだそう。

松村は「カットがかかった時に、それまでどう動いたか覚えていなかったんですが、撮影は楽しかった」とのこと。感情をあらわにするシーンですべて出し切った感覚があったと話し、「すごく気持ちよかった! 役者の方々は、こんなに楽しいことに挑んでいるんだって思い、その楽しさが垣間見えた気がした」と、翼を演じることに対しさらなる意欲が出たそうだ。

また、「翼も人間なんだと思える部分が、台本が進むにつれ出てくる。時間も経過することで、誰かと触れ合い翼がかわっていくところを読み取って表現している」と、演じる上でのこだわりを明かした。

そして、今夜放送される第6話の見どころとして「第5話の結末を受けて、翼の存在を理解していただけると面白いかと思います。翼自身の過去が明らかになっていく部分や圭太との関係がどう変化していくかをうまく表現できたと思います」とアピールしている。