静岡県、伊豆急行、東急の3者は、「企業研修誘致による地方創生の推進に関する連携協定」を2月4日付で締結した。首都圏からの企業研修誘致を促進することで関係人口を増やし、地域活性化や産業振興をめざす。

  • 協定にもとづく事業モデル

  • 協定締結の背景

この協定により3者は、静岡県東伊豆エリアが抱える社会課題や産業振興を企業が行う人材育成研修、事業開発を通じて解決するプラットフォーム事業に協働で取り組む。静岡県の自治体・関係機関・住民との調整力、伊豆急の地元企業との調整力と事業運営力、東急の企画構想やオープンイノベーション支援などのソリューション力など3者の得意領域を組み合わせ、企業の研修誘致を推進する。

今後は東急が企業研修プログラムの開発、静岡県東京事務所が企業への営業活動や受入れ自治体などとの調整、伊豆急が企業との契約や決済などをおもに担当。この枠組みで企業から人材育成研修費・事業創造費などを獲得し、研修施設や宿泊施設、交通機関、その他協働企業に業務を委託することで域内の経済活性化を図る。