JR東日本東京支社は14日、松戸駅のさらなる利便性向上に向け、2020年春頃から駅改良工事に着手すると発表した。東西通路の拡幅と改札内コンコースの拡張を行い、中央改札を統合するほか、駅ビルも建設する。
松戸駅では利便性向上を目的としたバリアフリー工事が3月6日に完成予定となっているが、さらなる利便性向上に向け、駅改良工事が行われることになった。当初は2014年度の着手予定となっていたが、建築計画変更によって着手時期が変更されている。
工事の概要としては、東西通路の拡幅(幅員14m)をはじめ、現状で800平方メートルの改札内コンコースを1,100平方メートルに拡張。入口専用・出口専用に分かれている中央改札を統合し、上野方(南側)に6階建ての駅ビルを建設する。
2020年春頃から工事に着手し、東西通路拡幅の完成は2026年春頃、駅ビル開業は2027年春頃を予定している。