JR東日本は13日、高輪ゲートウェイ駅(3月14日開業)の駅構内店舗として、無人AI決済店舗「TOUCH TO GO」、新スタイル店舗「スターバックスコーヒー 高輪ゲートウェイ駅店(仮称)」が3月23日に開業すると発表した。
高輪ゲートウェイ駅は「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、2024年頃のまちびらきを予定しているあたらしい街の核として、東京と世界をつなぐ玄関口となることをめざしている。3月23日に開業する「TOUCH TO GO」は、JR東日本の駅構内で実証実験が行われた無人AI決済店舗で、商品を手に取るだけでウォークスルーの買い物ができる無人AI決済技術と、JR東日本グループのノウハウを活用した商品の供給により、革新的な購買体験の実現と人手不足の課題解決をめざす。
「スターバックスコーヒー 高輪ゲートウェイ駅店(仮称)」は、スターバックスコーヒー ジャパンと協業し、ビジネスパーソンや1人での利用者向けのサービスを充実させた新店舗。「Suica」など交通系電子マネー決済や、スターバックスの公式モバイルアプリから事前に注文決済し、レジに並ばず商品を受け取ることができるサービス「Mobile Order&Pay」を導入する。ブース型シェアオフィス「STATION BOOTH」導入などの実証実験も行いつつ、新駅を拠点とした新しいまちづくりに向けて連携していく。
「スターバックスコーヒー 高輪ゲートウェイ駅店(仮称)」内に設置される「JAL xR Traveler」では、日本航空と連携し、最新テクノロジーを活用した旅の魅力発信に関する実証実験を4月1日から行う。体験者は現地ナビゲーターに誘われ、五感で感じながらバーチャルで旅を体験することができる。