東京メトロと東京都交通局は13日、東京メトロ東西線・半蔵門線と都営新宿線の3線共通改札口を3月14日、乗換エレベーターを3月28日に供用開始すると発表した。

  • 3線共通改札口(神田神保町方面改札)イメージ

  • 3線共通改札口(靖国神社・武道館方面改札)イメージ

九段下駅では東京メトロと東京都交通局によるサービス一体化の取組みの一環で、東京メトロ東西線・半蔵門線と都営新宿線のさらなる乗換利便性向上をめざし、2017年10月から工事が進められてきた。

3月14日から供用開始する3線共通改札口は、東京メトロ東西線ホームのある地下2階に設置されていた2カ所の改札口を移設した上で、中野方面ホーム側を「靖国神社・武道館方面改札」、西船橋方面ホーム側を「神田神保町方面改札」とする。あわせて地下3階に設置されていた東京メトロ半蔵門線・都営新宿線ホームへの既存改札口4カ所は撤去。これにより、改札口を出ることなく、3線の乗換えが可能となる。

  • 3線共通改札口・乗換エレベーター供用開始後の九段下駅構内図

  • 現在の九段下駅構内

乗換エレベーターは既存の設備に加え、新たに「靖国神社・武道館方面改札」側で3基(20人乗り)を整備し、3月28日に供用開始。新設の乗換エレベーターは地下2・3・4階を結び、地下2階の改札口と東京メトロ東西線(中野方面)ホームから地下4階の東京メトロ半蔵門線・都営新宿線ホームへ、移動がより便利になる。「今後も、両社局では、お客様の利便性向上に努めてまいります」(東京メトロ・東京都交通局)とのこと。