キヤノンは2月13日、キヤノンRFマウント対応の標準ズームレンズ「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」を発表した。EOS Rシリーズ待望の小型軽量&低価格の標準ズームレンズ。これまでの製品よりも小型軽量化を図ったほか、価格も大幅に抑えた。フルサイズミラーレス「EOS RP」にマッチする常用レンズとして、価格や携帯性を重視する人に売り込む。
価格はオープンで、予想実売価格は税別6万円前後。このレンズが付属するEOS RPのレンズキットも用意する。こちらの実売価格は税別18万円前後。発売はいずれも4月の予定。
フルサイズ対応の標準ズームレンズ。焦点距離は24~105mmで、すでに販売している「RF24-105mm F4 L IS USM」と変わらないが、望遠側の明るさを抑えることで小型軽量化を図った。5段分相当のレンズ内手ぶれ補正機構を内蔵する。
レンズのサイズは76.6(最大径)×88.8(長さ)mm、重量は約395g。RF24-105mm F4 L IS USMが83.5(最大径)×107.3(長さ)mm、重量は約700gなので、大きさはひとまわり小さくなり、重さも約300g以上軽くなった。フィルター径は67mm。
フォーカス用のレンズが小さく軽いため、オートフォーカスの速度はRFレンズのなかでトップレベルに仕上げたという。動画撮影時もなめらかで静かなオートフォーカスが期待できる。
最短撮影距離はワイド端が0.2m、テレ端が0.34mと、かなり寄って撮影できる。マニュアルフォーカスのみに限られるが、最短撮影距離が0.13mになる「Center Focus Macro」機能も利用できる。