日本エイサーは2月12日、ゲーミングノートPCとして、「Predator Triton 500」シリーズ2モデル、「Predator Helios 300」シリーズ2モデル、「Nitro 5」を発表した。2月13日に発売する。

Predator Triton 500シリーズ

  • Predator Triton 500シリーズ

144Hz駆動の15.6型液晶を備えるゲーミングノートPC。グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 2080 Max-Qの「PT515-51-F76Y8」と、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 2070 Max-Qの「PT515-51-F76Y7」の2モデルを揃える。店頭予想価格は、PT515-51-F76Y8が350,000円前後(以下、税込)、PT515-51-F76Y7が300,000前後。

ディスプレイは144Hz駆動のIPS液晶パネルを採用。解像度は1,920×1,080ドットとなっている。クーリングシステムは独自の「AeroBlade 3Dファン」を内蔵。即座にオーバークロックを行う「Turboキー」と、グラフィックスのオーバークロック / 冷却ファンの個別制御 / プリセット設定の適用などが行える「PredatorSenseキー」といった専用キーも備える。無線LANは最新規格「Wi-Fi 6」に対応。ネットワークチップには、2.5GbE準拠のKiller E3000を搭載し、有線と無線を同時に使った高速通信環境を提供する。

上位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-9750H(2.6GHz)、チップセットがIntel HM370、メモリがDDR4-2,666MHz 16GB、ストレージが512GB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 2080 Max-Q(8GB)。OSはWindows 10 Home 64bit。

ネットワークは、2.5GBASE-T準拠の有線LAN×1、IEEE802.11 ax / ac / a / b / g / n準拠の無線LAN、Bluetooth 5.0。インタフェースは、USB 3.1 Type-C Gen2×1(Thunderbolt 3対応)、USB 3.0×3、HDMI×1、miniDisplayPort×1など。バッテリ駆動時間は約8時間。本体サイズは約W358.5×D255×H17.9mm、重さは約2.1kg。

Predator Helios 300シリーズ

  • Predator Helios 300シリーズ

Predator Helios 300シリーズは、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 1660 Ti(6GB)を搭載するモデル。基本スペックがPredator Triton 500シリーズとほぼ共通の「PH315-52-F76Y6T」と、メモリがDDR4-2,666MHz 8GB / ストレージが256GB M.2 NVMe SSDの「PH315-52-F78U6T」を用意。店頭予想価格は、PH315-52-F76Y6Tが200,000円前後、PH315-52-F78U6Tが180,000万円前後。

ネットワークチップがKiller E2500に変更されており、有線の通信速度は1000BASE-Tに準拠。バッテリ駆動時間は約6時間。本体サイズは約W361.4×D254.15×H22.9mm、重さは約2.29kg。そのほかの仕様はPredator Triton 500シリーズとほぼ共通。

Nitro 5シリーズ

Nitro 5シリーズは、17.3型液晶のAN517-51-F76QG6と、15.6型液晶のAN515-54-F76QG6を用意。店頭予想価格はAN517-51-F76QG6が170,000円前後、AN515-54-F76QG6が140,000円前後。両モデルの違いはディスプレイサイズのみで、スペックは共通。

ディスプレイのリフレッシュレートが144Hz駆動な点や、「AeroBlade 3Dファン」の内蔵、「Wi-Fi 6」への対応などはPredator Triton 500シリーズを踏襲。グラフィックスにはNVIDIA GeForce RTX 1650(4GB)を搭載。インタフェースは、USB 3.1 Type-C Gen1×1、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI×1など。バッテリ駆動時間は約7~8時間。本体サイズは17.3型モデルが約W403×D280×H26.9mm、重さは約2.68kg。15.6型モデルが約W363×D255×H25.9mm、重さは約2.2kg。