東京2020組織委員会はこのほど、東京2020 NIPPON フェスティバル共催プログラム第4弾の内容について発表した。
同プログラムは、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、国内外へ日本のさまざまな文化を発信することを目的として実施するもの。今回発表されたのは、第4弾の10種類のプログラム。
東京2020オリンピック・パラリンピック記念「沖縄芸能フェスティバル」は、5月10日に豊島区立芸術文化劇場(東京建物Brillia HALL)で開催される。同プログラムでは、琉球舞踊・組踊をはじめとする沖縄伝統芸能および沖縄ポップスの魅力を、外国人観光客を含む幅広い層へ発信していく内容だという。
「World Sports Creativity Sessions」は、5月12日・13日に、東京ミッドタウンで開催。スポーツとクリエイティブ双方の世界で活躍するトッププレイヤーたちが、新たな価値を創造するカンファレンス・イベントになるとのこと。
「東京2020大会・日本博を契機とした障害者の文化芸術フェスティバル」は、5月16日~31日に長崎県美術館ほかで、8月1日~30日に鳥取県立倉吉未来中心で、9月5日~10日に岩見沢市イベントホール赤れんがほかで開催される。「日本人と自然」をテーマに、障害者の視点を通じて国内外に発信する、文化芸術フェスティバルのグランドオープニングイベントであるとのこと。
「伝承のたまてばこ~多摩伝統文化フェスティバル2020~」は、5月30日・31日にJR八王子駅北口西放射線ユーロードほかで開催。東京都多摩地域の市町村や芸術文化団体などが連携し、本格的な公演や、街なかでの演奏会などを行う。
「せたがやキックオフコンサート~和のこころ Ring of Peace~」は、7月5日 に昭和女子大学人見記念講堂で開催。日本文化・芸術の魅力を海外の人々に発信するとともに、区民による「歓喜の音楽祭典」として実施する。
日本を代表する祭り「よさこい」が国内外から集結する「プレミアムよさこいin東京2020」は、7月5日に新宿住友ビル三角広場で開催。「TOKYO 2020 RESPECT DAYS in YOKOHAMA」は、8月4日~7日に横浜アリーナで開催する。
そのほか、8月11日には「東京2020オリンピック・パラリンピック寄席と演芸レクチャー」(国立演芸場)、8月12日・13日に「大相撲 東京2020オリンピック・パラリンピック場所」(両国国技館)、8月15日には「親子のための組踊鑑賞教室『万歳敵討』」(国立劇場おきなわ)が開催される。