コナミアミューズメントが、新しいeスポーツデバイスのブランド「ARESPEAR(アレスピア)」が発表。2020年2月7日・8日に開催された「ジャパン アミューズメント エキスポ 2020(JAEPO2020)」にて、ゲーミングデスクトップPC、ゲーミングキーボード、ゲーミングヘッドホンを披露した。
ブランド名のアレスピアは、ギリシア神話の神「アレス」と、アレスの武器「槍(スピア)」を組み合わせたもの。アレスは戦を司る神だ。高みを目指して競い合うプレーヤーにとって最高のeスポーツデバイスを提供するとしている。発表時点では、価格や発売時期は未定。
ゲーミングPC
スタンダードクラス「ARESPEAR C300」、ハイクラス「ARESPEAR C700」、ハイクラス+「ARESPEAR C700+」というラインナップ。OSはWindows 10 Home 64bit版で、本体サイズはW230×D575×D500mm、重さは約17kgとなる。
ARESPEAR C300のおもな仕様は、CPUがIntel Core i5-9400F(2.90GHz)、メモリがDDR4-2666 8GB(8GB×1)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1650、ストレージが512GB SSD(M.2 NVMe)、サウンドカードがXonar AE(PCIe)。
ハイクラスのARESPEAR C700は、CPUがIntel Core i7-9700(3.00GHz)、メモリがDDR4-2666 16GB(8GB×2)、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 2070 Super、ストレージが512GB SSD(M.2 NVMe)と1TB HDDになる。また、CPUの冷却は水冷式だ。
ハイクラス+のARESPEAR C700+は、基本スペックはARESPEAR C700と同等。本体ケースの左側面が透明パネルとなり、内装用と外装用のフルカラーLEDを搭載している。
ゲーミングキーボード
テンキーありの日本語108キー「ARESPEAR K100F」と、テンキーレスの日本語91キー「ARESPEAR K100L」をラインナップ。カナ刻印はない。キースイッチは静電容量無接点方式で、東プレのREALFORCEシリーズや、PFUのHHKB(Happy Hacking Keyboard)シリーズが採用しているキースイッチ方式だ。
5,000万回以上のスイッチ寿命を持ち、Nキーロールオーバーに対応。アクチュエーションポイント(キーが押されたと判定する位置)を調整する機能を備える。キースペーサーや交換用キートップが付属。
ゲーミングヘッドホン
ゲーミングヘッドホンの「ARESPEAR H100」は、密閉ダイナミック型のハウジング。ダイヤル式のボリューム調節がある。ドライバーは45mm、出力音圧レベルは98.5dB、再生周波数帯域は20~20,000Hz、インピーダンスは35.9Ω、重さは約300g。プラグは、3.5mmミニと6.3mm標準の2way仕様となっている。