トップウイングサイバーサウンドグループは、iFi audioの“ブランド史上最小”をうたうポータブルヘッドホンアンプ「hip-dac」を2020年春に発売する。価格は税込19,800円。

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    hip-dac

すべてを新設計したポータブルヘッドホンアンプで、iFi audio史上最小サイズをうたい、「尻ポケットに収まる」とアピール。本体サイズは102×70×14mm(縦×横×厚み)、重さは125gというコンパクトさを実現した。アルミニウム製の外装を採用し、緑がかった青色「ペトロールブルー」に銅をあしらったカラーリングも特徴だ。

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    イヤホンやオーディオプレーヤーとの接続イメージ(イヤホンやオーディオプレーヤーは付属しない)

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    ペトロールブルーのアルミニウム製外装が目を引く

DACセクションにはバーブラウンのDACチップを採用し、iFiのカスタム設計回路と組み合わせて構成。12.4MHzまでのDSDと、384kHzまでのPCM/DXD再生に対応する。PCMとDSDはDACの別経路を通るため、どちらもアナログ変換までビットパーフェクトの状態で伝送可能。さらに、レンダラー方式のMQA再生もサポートした。

前の側面にはヘッドホン出力として3.5mmシングルエンドと4.4mm 5極バランスの2系統を備える。内部のアンプ回路は高品質な部品を選定・使用したバランス設計で、アンプ出力の公称値は400mW。さらの「接続するヘッドホンのインピーダンス次第では、バランス出力から700mW以上を引き出せる」としている。また、3.5mm出力には「S-バランス回路」を搭載しており、通常のシングルエンドヘッドホンでもクロストークや歪みを半減するという。

中央にアナログボリュームコントローラーを備え、ここで音量調整に加えて電源オン/オフ操作も行える。両側にLEDを備え、再生中の楽曲のフォーマットやサンプリングレートに応じて発光色が変わる。

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    3.5mmシングルエンドと4.4mm 5極バランスのヘッドホン出力、アナログボリュームコントローラーを備える

後部側面にはオーディオ入力用のUSB 3.0(Type-A、オス)と、充電用USB Type-Cを各1系統備え、USB 3.0端子はアシンクロナス動作によってソース機器からの正確でジッターのないデータ伝送を実現する。iPhone用カメラアダプターを介したiPhone/iPad接続も可能だ。

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    後部側面にはオーディオ入力用のUSB 3.0(Type-A、オス)と、充電用USB Type-Cを装備

ゲイン切り替え機能「PowerMatch」や、“失われた”低域を「取り戻す」という「XBass」機能も搭載。オリジナルの音源をより正確に再現できるとしている。

容量2,200mAhのバッテリーを内蔵し、ボリュームレベルや接続したヘッドホンの電力消費に応じて8~12時間の再生が可能。消費電力は最大4W(待機時2W)。

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    ノートPCとの接続イメージ