俳優の高橋克典が10日、神奈川県内で、テレビ宮崎開局50周年の連続ドラマ『ひまわりっ~健一レジェンド~』(5月中旬放送、15分×全10話)の取材に応じ、すっかり宮崎になじんでいる様子を見せた。
このドラマは、宮崎出身の東村アキコ氏の同名漫画が原作。南国・宮崎を舞台に主人公・アキコ(平祐奈)が、突拍子もない言動で周囲を困惑させるマイペースな父親・健一1号(高橋)と、植物にやたらと詳しい超天然な彼氏候補・健一2号(井上祐貴)に振り回されながら、漫画家を目指す姿を描いていく。
高橋が登場するシーンは、平が「笑いをこらえるのに大変なくらい面白い」と言うほどコメディ全開なだけに、現在放送中のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で織田信秀役を好演する高橋は「もう大河の話は来ないかな…。その時は、宮崎に責任をとっていただこうと思います(笑)」とぼやき節。
しかし、独特の宮崎弁のイントネーションは、横浜出身にもかかわらず、司会の宮崎出身・榎木田朱美アナウンサーが「本当に自然だなと思います」と太鼓判を押すほどだ。
これについて、高橋は「普段やってもらってるメイクさんが宮崎の人なんですけど、台本をもらって適当に読んでみたら『ほとんどイケてます』って言われたんです。僕は妻の実家が熊本の天草なので、ちょっと耳なじみはあったのかな」と自己分析。その上で、「一番今までなまってる宮崎弁を聴いたのは、デビュー前の蛯原友里でした。すごくなまってたので、『大丈夫なのこいつで!?』って思ったくらいでした」と回想していた。