シャープは2月10日、8K液晶テレビ「AQUOS 8K」のAX1/AW1/BW1シリーズを2月下旬から順次アップデートすると発表。新たにHDMI 2.1対応のケーブル1本で、8K/60pや4K/120pの映像を入力できるようになる。また、AX1/AW1シリーズは「スポーツビュー」、BW1シリーズはHDR規格のDolby Visionにそれぞれ対応する。

  • 8T-C70BW1

    AQUOS 8Kがアップデートされ、HDMI 2.1ケーブル1本で8K/60pなどの映像を入力可能になる。写真はBW1シリーズの70V型「8T-C70BW1」

■「AQUOS 8K」アップデート対象機種

  • 8T-C80AX1/70AX1/60AX1
  • 8T-C60AW1
  • 8T-C70BW1/60BW1

AX1/AW1/BW1シリーズが備えるHDMI入力のうち、「入力6」がHDMI 2.1で規定された8K/60pや4K/120pの映像入力に対応。HDMI 2.1ケーブル1本で、これらの映像をAQUOS 8Kに入力できるようになる。

さらに、COCORO VISION機能がキーワード登録に対応し、番組おすすめ機能を強化。ユーザーインターフェイスも刷新する。2019年10月に告知されていたアップデートが、AX1/AW1/BW1シリーズにも提供されるかたちだ。

AX1とAW1には、BW1シリーズに搭載している「8Kスポーツビュー」と同等の機能を追加。

BW1は新たにHDRのDolby Visionに対応し、HDMI入力1~4がDolby Visionの信号をサポートする。

  • AQUOS 8K BW1

    BW1シリーズの「8Kスポーツビュー」と同等の機能をAX1シリーズとAW1シリーズにも搭載