タレントの長嶋一茂(54)が、9日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、自身の死生観について語った。

長嶋一茂

長嶋一茂

漫画家・きくちゆうき氏がツイッターで連載中の4コママンガ『100日後に死ぬワニ』が番組内で取り上げられ、長嶋は「死生観を構築するという部分においてはすごく良いマンガだなと思います」と同作を絶賛。「やっぱり、死生観を自分の中で確立していないと、今どうやって生きていくか分からないと思います」と日頃から死と向き合うことの重要性を説いた。

さらに、「50(歳)過ぎているので、死から逆算して今生きているつもりです。50を過ぎると、死がネガティブじゃないということもだいたい分かってくるので」と明かし、「74・5(歳)であの世に逝くとして、クリスマスも20回、お正月も20回しかない。だから、今をどうやって生きるかといったら、今を悔いなく毎日生きていくしかない」と説明。

「この番組にも光栄にも呼んで頂いて、自分の好きなことをしゃべって、視聴者の方がどう思うか分からないですけど、自分が何となく楽しかったらいいなと思うことの日々の繰り返し」と日常から心掛けていることを打ち明け、「そこに持っていく感覚」と語っていた。