お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、9日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、執行猶予中の芸能人が復帰をすることについてコメントした。

松本人志

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女優の沢尻エリカ被告が麻薬取締法違反の罪で懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けたことに触れ、松本は「その状況の中で本人から『復帰は考えていない』と言われると、事務所の人は『どないやねん』とはなるでしょうね。ちょっと矛盾してるなとは思いますけどね」と指摘。

さらに、麻薬取締法違反の罪で執行猶予中のピエール瀧が俳優として復帰することについては、「『芸能人は芸能人に甘い』『芸能界は甘い』というんですけど、というよりも日本の法律がクスリに甘いんですよ」と私見を述べ、「たとえ何十年やろうが、十代のころからやろうが、初犯は執行猶予がつくって決まっちゃってますよね。執行猶予がつくということは、牢屋に入らないわけですから。だったら、オファーあるなら、本人にやる気があるなら、仕事をしてどんどん稼いでいっぱい納税してください。国民の三大義務の一つなんだから。働いていいと思いますよ」と主張した。

「ただ、僕は本来は刑務所に入るべきと思います。あまりにひどい場合は。何十年にもわたって、それから十代の時からいろんなやつをやってきたという人は、僕は刑務所に入るべきだと思う」と松本。「刑務所に入るということはお仕事できない。そもそもこんな話にもならない。でも、執行猶予で暇してるんだったら、オファーあるんだったら、やる気があるんだったら働いてほしい」と激励の言葉も送っていた。