タレントのマツコ・デラックスが、7日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』(毎週金曜20:00~20:54)で、お笑い芸人・有吉弘行の言葉に感動する場面があった。
芸能界の引き際についての話題になり、有吉は「仕事をどこまでやるかだね。60歳でやりたくねぇなってのはあるかな。60歳で出川(哲朗)さんイジってるの嫌だもん」「『懐かしいね』なんて言ってくれる人もいるだろうけどさ、若い人たちからすればさ、『おじいさんがおじいさんをイジってるよ』ってなっちゃうもんね。そんなにそこまでやる気がないから」と吐露して笑いを誘う。
「ということは、もう55歳ぐらいで『辞めます』ってちゃんと言わないと。60歳になってから『はい、辞めます』と言うわけにもいかない。仕事をしていたとして」と引退を事前に知らせるつもりのようで、「そうするとあと10年だね」と10年後を区切りに考えていることを明かした。
するとマツコは、「でも本当に、ちゃんと考えておいた方がいいよ。慌ててやったら、本当にめちゃくちゃな人生になる可能性あるわよ。私たちってたぶん、テレビから消えた時点で『この人たちは将来がない』って思われるから」と危機感。有吉が「覚悟の上でやってますけどね。こっちは」と同調するも、マツコは「だから、家を買っておかないと。(引退したら)貸してくれない。『あんたみたいな根無し草のオカマには家なんて貸せないよ』って言われたら、大変じゃない」と不安を口にした。
これを聞いた有吉が、「まぁ、大問題にしてやるけどね! その時は」「マツコさんがそんなこと言われたって噂を聞いたら、絶対に許さないよ」と強硬姿勢を示すと、「ありがとう。本当に」とマツコ。「私もやれることはやるよ」と笑顔を浮かべていた。