年が明けた。というか、年が明けてから1カ月が経った。
気が付けば、2月27日が「Pokémon Day」であると日本記念日協会から認定を受けたことを記念して、『ポケットモンスター ソード・シールド』までに登場したポケモンを対象とする初の投票企画『ポケモン・オブ・ザ・イヤー』が開催されるというではないか。さらに、『ポケットモンスター』シリーズや『ポケモンGO』で仲間にしたポケモンを預けたり、交換したりできるクラウドサービス『Pokémon HOME』も、まもなくサービス開始されるだろう。
そして編集安川は、今日も原稿の到着を待つ。
イッシュ地方の新ポケモンが続々登場!
安川:えっと、そろそろいい加減にしてもらわないと。
岡安:ああ、そうですね。申し訳ございません。
安川:知ってます? 前回は「相棒と冒険モード」の解説で、その前は「ポケGO居酒屋」。いわば番外編です。つまり、連載の通常記事としての前回というと、2019年の夏ごろまでさかのぼらないといけないんですよ。
岡安:そんなに経つんですか。まあ、過去のことを話しても仕方ないんで、2020年1発目、いってみましょう。
安川:とはいえ、いまさら2019年のハロウィンとかクリスマスの話とかされてもって感じですよ。
岡安:2020年もいろいろあったので、そこを中心にやっていきましょう。とりあえず、伝説レイドにビリジオンが出ましたね。
安川:聖剣士ポケモンでは、コバルオン、テラキオンがすでに登場していたので順当でしょう。くさタイプとかくとうタイプの組み合わせは珍しいので、気に入っています。
岡安:おお、詳しいですね。それ以外にも、クリスマスくらいからホリデーイベントで、クマシュンとフリージオが実装されました。あとは1月11日からイッシュ地方のポケモンも新たに出現するようになりましたね。新ポケモンが続々登場です。
安川:岡安さんから記事がこないので自分で調べました。新しく追加されたポケモンは出現率がそこそこ低くて、まだ会えていないポケモンもたくさんいます。というか、会えているポケモンのほうが少ないかも。もう少し出現率上がらないかな。岡安さんの記事も、もう少し出現率が上がればうれしいんですけどね。
岡安:嫌味がすごい。まぁ、出現率の低さはわかります。近くにいるポケモンを示す「ニアバイ」には出てくるんですけど、なかなか出会えず、何度も捕獲チャンスを逃しています。
安川:追加されたポケモンはそのうち出てきますから、あまり躍起になって追いかけなくてもいいかなという気になりますからね。そういえば、岡安さんは年始早々海外へ出張に行っていたじゃないですか。
岡安:はい。アメリカの家電見本市「CES 2020」に行ってました。
安川:もちろん日本にいないポケモンも捕まえてきたんですよね? さぁさぁ、交換してください。
岡安:じゃあ、ケンタロスを。
安川:それは日本でも出たじゃないですか。まだ日本で出てないのが欲しいんです。
岡安:では、イルミーゼを。
安川:おお、バルビートの色違いというか、メスですね。ほかにもあるんじゃないですか? もったいぶらずにくれよ。もっとくれよ。全部くれよ。
岡安:これが強欲の化身「ヨクバリス」か……。いや、あるんですけど、持っていないポケモンは「特別な交換」になるので、今日はもう交換できませんよ。
安川:そうかぁ。じゃあ、次回にとっておきます。ちなみに、ほかには何が取れたんですか?
岡安:ヒヤップとカラナクシ(にしのうみ)ですね。ただ、ヒヤップは1匹しか捕獲できませんでした。あと、日本で出たことありますが、ハブネークも結構見かけましたね。
ランダムマッチングで対戦できる「GOバトルリーグ」実装!
安川:なるほど。まあ、日本限定やアジア限定のポケモンも、日本にいるからといって数日で何匹もゲットできるわけではないですからね。ということで、次に進めましょうか。
岡安:2020年1月はタマゴマラソンがありましたね。とんがり帽子をかぶったポケモンが生まれたり、野生で出たり。ケムッソが全然出なくて、最後の最後で1匹だけ出てくれました。
安川:色違いもあったようですけど、とりあえず出ることが課題でしたね。ソーナンスとかラッタはレイドバトルだったんで楽だったんですけど。
岡安:あとは旧正月イベントで赤い色のポケモンがたくさん出ましたね。
安川:コイキングがたくさん出たおかげで、色違いの金コイを捕まえた人が周りにいました。元祖色違いですから、持っていても出たらうれしいですし、意外と持っていない人も多いんですよね。
岡安:金コイ、いいですよね。進化した赤ギャラドスもカッコイイですし。旧正月イベントとして2月2日にはチラーミィのリサーチイベントもありましたね。色違いもゲットできましたし、かなり満足度の高いイベントでした。
安川:実験的なイベントとして、「スポットライトアワー」というのも始まりましたね。18時から1時間イワークの出現率がアップするとの話でしたが、あんまり出ませんでした。こちらはあまり評判良くなかったですね。そのあとにやった「ふしぎなボーナスアワー」も1時間だけ、ほしのすなが2倍になるという微妙な感じでした。
岡安:今後、どうなっていくかわからないですが、コミュニティデイをイメージすると出現する数が少ないかも知れませんね。私も3匹のみでしたし。ただ、普段のイワークの出現率から考えると出たほうだと思いますよ。ガチなイベント以外にもゆるめのイベントをいろいろやっていく意思表示だとしたら、こういうイベントもアリかなと思いました。ほしのすなが2倍になるのは普通にうれしいですから、そこまで否定することもないかなって。
安川:まぁ、確かに。重要なイベントに参加できなかったときの悔しさがあるので、平日夕方開催を考えると、この程度でいいのかもしれません。そういえば、「GOバトルリーグ」なんてのも始まりましたね。
岡安:そうそう、不特定多数の人と対戦ができるようになりました。まだプレシーズンで、本格始動前なので、いまのうちに慣れておくのがいいかもしれませんよ。
安川:最初は5回無条件に対戦ができて、次からは3km歩くごとに5回対戦ができるようになるんですよね。1日最大5回分の挑戦権が得られるので、最大で25回対戦可能ってことですね。挑戦権と歩くことを絡めるあたりは、さすがって感じです。
岡安:不特定多数の人と対戦できるとなると、それだけやっている人は、外に出なくなってしまいますから。あくまでも外に出ることを目的としているナイアンティックらしい設定ですね。
安川:バトルはあまりやってこなかったし、レイドも適当に強い順にポケモンを出していた感じでしたけど、バトルリーグで勝ち抜くには、いよいよ相性とかいろいろ考えないとダメでしょうか。
岡安:スペシャル技のゲージ管理とかも重要ですね。いかに相手のバリアをなくすのがカギになりそうです。
安川:相性をバッチリ理解した“さすがだぞ”な本家『ポケモン』トレーナーには、しばらくかないそうもないでしょうね。まぁでも、結局はゆるゆるとやるだろうな。そこが『ポケモンGO』のいいところですし、そこまで勝ち負けにこだわるゲームでもないですからね。
岡安:そうですね。もちろん、強さを求めるのもひとつの楽しさですが、対戦するとボーナスがもらえる程度に考えるのもいいでしょう。そもそも『ポケモンGO』はいろんなことができますけど、全部をやらなくちゃならないってことはないですから、自分がやりたいことだけやればいいんですよ。
安川:お、なんか、うまくまとまった気がするので、今回はこの辺で!