PR TIMESは2月7日、「新卒社員に求められるスキル調査」の結果を発表した。調査時期は2020年1月末、調査対象は23~50歳の会社員で、有効回答は550人。
最も重要だと思うスキルは「コミュニケーションスキル」
新卒社員に最も重要だと思うスキルを聞くと、「コミュニケーションスキル」が圧倒的に多く63.1%。理由としては、「コミュニケーションさえ出来れば、誰かが助けてくれる」「コミュニケーションスキルは中々身に付かない」といった声が寄せられた。
2位以下は、「ビジネスマナー」が12.3%、「論理的思考」が7.9%、「スケジュール・タスク管理スキル」が7.1%、「目標設定・管理スキル」が4.4%となった。
働き方改革に伴い、新卒社員に必要となるスキルは変わると思うか尋ねると、「わからない」が42.2%、「はい」が28.0%、「いいえ」が29.8%との結果に。
「はい」と答えた人に、「更に」必要となるスキルは何か問うと、ここでも「コミュニケーションスキル」が38.3%で最多となり、次は「スケジュール・タスク管理スキル」が25.3%で続いた。
新卒社員にとって重要だと思うスキルに「コミュニケーションスキル」を選んだ人に、その中で最も重要なことを質問すると、1位「聞く力(傾聴する力)」(39.0%)、2位「理解する力」(30.3%)、3位「質問する力」(16.9%)の順となった。
一方、「スケジュール・タスク管理スキル」を選んだ人に、その中で最も重要なことを聞くと、74.8%が「タスクの優先順位をつけること」と回答。次いで「タスクを具体的に細分化すること」が13.8%、「所要時間を正確に見積もること」が10.1%と続いた。