V6・岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(2020年5月22日公開)の新写真が7日、公開されたほか、13名の追加キャストも発表された。
同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。
新写真では、副長・土方歳三(岡田)をはじめ、局長・近藤勇(鈴木)、一番隊組長・沖田総司(山田)、六番隊組長・井上源三郎(たかお鷹)、土方と同じく副長を務める山南敬助(安井順平)、二番隊組長・永倉新八(谷田歩)、八番隊組長・藤堂平助(金田哲)、副長助勤・斎藤一(松下洸平)、十番隊組長・原田左之助(吉田健悟)が集結。新選組の制服といえば浅葱色の「ダンダラ」が有名だが、原田監督は「幹部クラスはダンダラを着なかった。新選組は黒の集団だった」という説を採用し、衣装を制作。今回の写真でも黒の隊服に身を包み、新選組のイメージを一新させている。
また、13名の追加キャストには個性派が勢揃い。新選組と志を共にする会津藩の公用人・外島機兵衛に酒向芳、新選組で密偵として活躍する中島登に渋川清彦、新選組を尊王派に変えようと企む策士・伊東甲子太郎に吉原光夫。土方にかわいがられ、遺品を託されることになる新選組の若き隊士・市村鉄之助には、1月22日に待望のCDデビューを果たし、今後の活躍に注目が集まるSixTONESのメンバー・森本慎太郎が抜てきされた。
新選組と対立する倒幕派には、土佐出身の下級武士、通称・人斬り以蔵として恐れられた岡田以蔵に村上虹郎。“バラガキ”時代からの歳三の因縁の相手・七里研之助に大場泰正、長州藩士で明治維新三傑の一人・桂小五郎に淵上泰史、池田屋事件の生き残りとして知られる大沢逸平をマギーが、さらに同事件で襲撃される宮部鼎蔵を三浦誠己が演じる。
そのほか、沖田に思いを寄せる芸妓・糸里を阿部純子、映画『ラスト・サムライ』でトム・クルーズが演じた主人公のモデルとなった実在の人物、旧幕府軍の近代化を支援するため来日したフランス軍陸軍士官ジュール・ブリュネに、『エル ELLE』(16)などの出演作があるベルギー出身の若手俳優ジョナ・ブロケ(Jonas Bloquet)。歳三が慕う実姉・のぶに坂井真紀、その夫で歳三の義兄にあたる佐藤彦五郎を山路和弘が演じる。