ジャニーズJr.内の5人組ユニット・HiHi Jetsが8カ月にわたり密着を受けた、フジテレビのドキュメンタリー番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』が、きょう7日(25:15~ ※関東ローカル)に放送される。

  • (左から)HiHi Jetsの作間龍斗、井上瑞稀、高橋優斗、橋本涼、猪狩蒼弥=フジテレビ提供

昨年9月、HiHi Jetsの5人は、King & Princeの岸優太と神宮寺勇太が主演を務めるジャニーズ伝統の舞台『DREAM BOYS』に出演。ボクサーが夢を追いかける姿を通して、人の絆の大切さを描く作品で、デビュー前のジャニーズJr.にとって登竜門とも言える舞台だ。

主人公の弟役を演じることとなった高橋優斗は、重要な役どころだけにセリフも多く、加えてボクシングの練習も行う。ある日、稽古場を訪れた大先輩・堂本光一に、急きょ芝居を指導してもらうことになった。

しかし、この時期、ドラマ出演やグループでの公演とさまざまな仕事が重なり、多忙を極めた高橋は、まだセリフが入っていなかった。台本を手にして読み合わせをし、堂本からたくさんの修正を受けてしまった高橋は、稽古後、ソファに倒れ込み、「光一さんが忙しい中来てくださったのに、ちゃんと台本に目を通せていなかったのは申し訳ない」と自らにいら立ちを見せていた。

その後、1カ月の公演で大役を演じきった高橋。11月には、ベテランキャストに囲まれて連続ドラマの撮影に臨んでいた。現場に台本を持ち込まず、セリフがしっかりと入っている。「芝居を家で作ってきます。緊張しないために自分の中でもういけるってところまで持っていくようにしています」と自信を見せた。

『DREAM BOYS』には、HiHi Jetsの見せ場として、ローラースケートで動き回りながらバトンをパスするパフォーマンスが組み込まれていた。難易度が高く、5人全員がしっかりと息を合わせなければ成功できない。稽古では、バトンを床に落としたり、地面すれすれでかろうじてキャッチしたりしていた彼ら。だが、迎えた初日、パフォーマンスはノーミス。5人はバトンを一度も落とすことなく、見事成功させた。

終演後、猪狩蒼弥は「ノーミス見ましたか? どうやら本番に強い男かもしれないです」と興奮気味。そして、全公演を終えた後も、井上瑞稀は高橋とともにスキルアップを目指してローラースケートの特訓を行っていた。急傾斜のバンクで足を絡ませ身体をしたたかに床に打ち付ける井上。しかし、何度も起き上がって再びバンクを駆け上り果敢に挑む。5人が連携した完ぺきなパフォーマンスを披露していくためには、一人ひとりがより進化し続けていくことが必要だ。

高橋は「全員がレベルアップして、もっとレベルの高いグループになると信じている」と語る。5人それぞれが自らのスキルを高め、ユニットの底力を上げようと挑み続けるHiHi Jets。「伝説のグループになる」という夢に向かって突き進む彼らの挫折と葛藤、8カ月の記録が描かれる。

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