東京都は2月4日、2019年度第6回インターネット都政モニターアンケート「東京の住まいについて」と題する調査結果を発表した。調査期間は2019年11月27日~12月3日、調査対象は18歳以上の東京都民で、有効回答は472人。
現在の住まい、「持家(一戸建て)」が最多
現在の住まいを聞くと、「持家(一戸建て)」が最も多く37.9%(2015年調査36.4%)。次いで「持家(分譲マンションなどの共同住宅・長屋建て(テラスハウス))」が32.0%(同33.4%)、「民間賃貸住宅」が19.7%(同22.0%)となった。
住環境に求める要素を尋ねると、「駅から近い」が67.8%で最多。以下、「地震・水害等による被害の危険性が低い」が64.2%、「コンビニ・スーパーが近い」が43.0%と続いた。
住宅に求める要素トップ3は、1位「日照・通風が優れている」(55.1%)、2位「耐震性・耐火性が優れている」(49.2%)、3位「居住する人数に合った広さがある」(46.2%)となった。
65歳以上の高齢期の暮らし方について、自身の考えに最も近いものを選んでもらったところ、「現在(高齢期)の住宅にそのまま住み続けたい」が一番多く36.6%。次いで「現在(高齢期)の住宅のリフォームを行い住み続けたい」が17.2%、「サービス付き高齢者向け住宅など高齢者向けの住宅に入居したい」が11.4%、「故郷や地方に移住したい」が10.4%となった。
子育て世帯に適した住まいや住環境の要素として必要なものは、「住宅の広さや間取り」が33.9%でトップ。以下、「小学校・中学校などが近くにある」が33.5%、「住宅・住環境の防犯性が優れている」が33.3%、「託児所・保育所・幼稚園などが近くにある」が32.8%と続いた。