2月26日にNHKのBSプレミアムで放送する福井発地域ドラマ『シューカツ屋』(22:00~22:59)の試写会が4日、東京・渋谷の同局で行われ、水川あさみ、上川周作、橋本じゅんが出席した。
主演の水川あさみが、就活支援室へ異動して破天荒な支援室の面々と学生たちに振り回されながらも就活支援に打ち込む女性を演じた同ドラマ。全国の国立大学の中で就職率12年連続トップを誇る福井大学をモデルにしている。
主人公の流川美野里を演じた水川は「(舞台となる)福井は大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』の時からご縁があると思った地域です。今回は2週間ぐらい滞在しましたが、とても人が優しくてフレンドリーな方たちが多く、ご飯も美味しいしすごく素敵な場所だと思いながら撮影していました」とロケ地の福井を満喫したそうで、「撮影中はキャストのみんなが本当に仲良くて一緒に色んなアイデアを出しながら撮影できたという印象があります」と撮影は和気あいあいと撮影したという。
また、学生たちの就活をサポートするキャラクターを演じることから、自身の就活にまつわる質問に「私はデビューが中学生でした。早かったのでそのまま高校から上京し、高校を卒業してそのままこの仕事1本でやっています」と明かしつつ、「この仕事をするにあたってどこで決めたかというのは正直なかったです。最初の頃はみんなと違うことをやって楽しいなというところから始まって、高校卒業する頃には大学に行くよりもうちょっとお芝居を続けてみたいなというところで今に至ります。飽き性の私が長い間続けられていると思うと、お芝居をする仕事は魅力的で離れられない場所かと思いますね」と話した。
水川は昨年9月に俳優の窪田正孝と結婚。同ドラマが結婚後初めての仕事となる。ドラマで演じたキャラクターは婚活中のアラサー女子という自身とは正反対の役どころだが、「結婚してから初めての仕事がこのドラマだったので、最初の顔合わせの時に『婚活中の役なのに結婚してすみません』と頭を下げて現場に臨みました(笑)」と苦笑いを見せつつ、幸せオーラを漂わせていた。