大寒を迎え、グッと冷え込むようになってきた。鍋料理で温まりたくなるような毎日が続く中、「しゃぶしゃぶ温野菜」から期間限定の新メニューの「黄金生姜を使った生姜豆乳だし」と「焦がしにんにくの黒火鍋」が登場。「しゃぶしゃぶ温野菜 六本木店」でたっぷりと味わって、"温活"してきた。

  • まさに陰陽といった感じの仕切り鍋に入った2種類のだし

生姜たっぷりでヘルシーな「生姜豆乳だし」を実食

季節ごとに、趣向を凝らした鍋を提供しているしゃぶしゃぶ温野菜。今回の新メニューも、冬に美味しく体を温めるにはピッタリの鍋となっている。まずは、「生姜豆乳だし」を使った、「黄金生姜を使った生姜豆乳だしで北海道つや姫豚とたんしゃぶ食べ放題」)税別3,680円)からいただいてみた。

  • 豆乳だしにくぐらせた肉はいくらでも食べられそう

このだしは、ヘルシーで女性人気も高い定番の豆乳だしに、コクのある和牛エキスと合わせ、さらに「黄金生姜)こがねしょうが)」を加えたもの。だしをひと口味わってみたところ、生姜の風味と味がかなり感じられた。黄金生姜には、加熱すると体を温める働きを促進する「ショウガオール」という成分が多く含まれており、より一層体のために良さそう。

熱されて薄く湯葉が出来ている鍋の中に、「北海道産つや姫豚」のカルビやロース、たんしゃぶを入れてしゃぶしゃぶ。真っ白な雪を纏ったような肉を口に運ぶと、コクのあるだしと生姜の風味、肉の旨味が一体となって口の中を駆け巡る。美味しい~! カルビの脂身もすごくマッチしているし、レタスとの相性も抜群だ。

また、もっと生姜の味が欲しいという人には、刻み生姜も追加できるから、だしに足すもよし、肉にどっさりのせて食べるのもよし。途中で食べるのをおすすめしたいのが「坦々チーズちょこっと飯」。そぼろ肉とチーズ、ネギが乗ったごはんに豆乳だしをかけて、クリーミーなだしとそぼろの新鮮な組み合わせを楽しんでほしい。シメには卵黄ときしめんで仕上げる「カルボナーラ風きしめん」が待っている。豆乳って、色んな食事との相性が良いのだなと感心してしまった。

  • 追い生姜するとさらに体はぽっかぽかに!

  • 豆乳だしに卵黄ときしめんを加えてシメはカルボナーラ風に

食欲をそそる「焦がしにんにくの黒火鍋だし」のお味は?

一方の鍋「焦がしにんにくの黒火鍋だしで北海道つや姫豚とたんしゃぶ食べ放題」)税別3,680円)は、見た目からして豆乳だしの鍋とは対照的。とうがらしが浮かんだビジュアルは、いかにも辛そう~! という感じだが、じつは辛さは抑え気味で、九州のラーメンなどに使われる黒マー油のコクと、フライドガーリックが決め手の鍋だ。

  • 黒マー油とフライドガーリックが浮かんだだしはかなりコクがある

鍋を火にかけると、にんにくの香りが漂い出して食欲をそそる。こちらには「厳選牛カルビ」がおすすめ。辛みはそれほどではないが、喉の奥にカーっとくるインパクトのあるだしとガッツリした肉の旨味は食べ応え満点だ。さらなるインパクトを求めて「食べる花椒」)ホワジャオ)を加えることもできる。また、うずら卵と挽肉が乗ったごはんの上からだしをかける「ルーロー飯風ちょこっと飯」や、シメには中華麺を加えて「マーラー麺」もあり。

  • シメのラーメンは本格的!

この「マーラー麺」、開発者の方がラーメン好きということもあり、かなりこだわったようで、もともと黒マー油でスープにラーメンっぽさがあるだけに、絶品の美味しさ。シメにしてはかなり強烈な感じもするが、しばらくしてまた食べたくなること間違いなしだ。

  • 「食べる花椒」を加えてみたり、だしをかけた「ルーロー飯風ちょこっと飯」を食べてみたり、食べ飽きることがない

どちらの鍋も食べれば体がぽっかぽかになるはず。2020年1月23日から2020年3月16日までの期間限定での販売となるので、お食べ逃がしのないように。

  • 肉と野菜をバランスよく摂れる鍋はヘルシーな食生活の味方