雨森ほわ(@amamori_oO)さんが投稿した2枚のイラストに反響が寄せられています。1枚は雨森さんが2019年に描いたもの。もう1枚は、2016年、3年前に描いたという風景画です。 3年間で、雨森さんが手に入れた“画力”。もしかしたら目を疑うかもしれません……。どのように絵心を上達させたかなど、お話も聞いてみました。

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こちらが、3年前。雨森さんが中学2年生のときに描いた風景画です。綺麗に描き分けられた、海と空と雲。影や波のようなものは見えますが、“上手”とは言い切れないものがあります。そして……。

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こちらが2019年に描かれたイラストです。にわかには信じられない人もおられるかもしれません。それほどの変貌をとげてしまいましたね……。

深い青からオレンジへとグラデーションする深みのある空と、まるで存在するかのように散らばる雲。そしてギターケースを担ぎ、風に髪をゆらす人影……。後ろ姿に何を思うのか。圧倒的情景が胸に迫ってくるようです。

3年間で、ここまでスキルを高めることがなぜできたのか。雨森ほわさんに、画力向上のためのコツなどを聞いてみました。

――雨森さんが、絵を描きはじめたきっかけを教えてください

小さい頃から絵を描くことは好きだったのですが、3年前の中学2年生の時にTwitterでイラストレーターさんの絵を見て、自分もこんな絵が描けるようになりたいと思ったことがきっかけです。

――3年間でここまで画力を向上させたとのことで、大変驚きました。同じように絵を描く皆さんに、アドバイスはありますか?

pixiv(※イラストSNS)やツイッター等でひたすら絵を見ることです。私の場合、「こういう風に描きたい」と思う絵に出会ったら、自分で同じように描いてみることが多いです。また、自分で写真を撮って、それを参考にして絵を描くこともあります。空だったり友達だったりと色々ですが、資料を見て描くということがなにより大事だと思います。

楽器の演奏を上達させるためには、音楽を“聴く力”が重要だという話があります。絵を描く上でも、手を動かすことと合わせて“見る力”を養うことが大切なんですね。

ツイッターでは「画力ビフォーアフター」というハッシュタグの元、同じように画力を向上させた皆さんの投稿が相次いでいます。