GVが運営するお金の情報サイト「まねーぶ」はこのほど、「若年女性のお金事情」に関する調査結果を明らかにした。同調査は1月17日~23日、全国20代の独身女性350人を対象にインターネットで実施したもの。
ひと月あたりの収入額(複数収入がある場合は総額)を尋ねたところ、最も多い回答は「20万円以上~23万円未満」(20.3%)、次いで「18万円以上~20万円未満」(16.9%)だった。平均値は17万3,325円、中央値は18万円となっている。
仕事内容について聞くと、「オフィス系(公務・営業・企画・事務・受付・データ入力 等)」(33.4%)が最も多く、次いで「サービス系(販売員・レジ・オペレーター 等)」(13.3%)、「在宅系(データ入力・モニター 等)」(9.5%)だった。副業・掛け持ちの有無については、36.6%が「あり」と回答している。
ひと月あたりの支出額について尋ねると、最多回答は「10万円以上~15万円未満」(28.6%)だった。平均値は14万3,685円、中央値は14万3,000円となっている。支出割合が高いものは「家賃」だが、「ローン・奨学金」という回答も多い。
ひと月あたりの収支額について聞くと、「黒字5万円以上~10万円未満」(24.0%)が最も多く、月間収支の平均値は黒字2万9,640円、中央値は黒字2万4,000円だった。全体の64.3%が黒字(プラス)だったが、21.1%は赤字(マイナス)収支、14.6%は分岐となっている。
今の生活について収支面を理由に尋ねたところ、「まったく苦しくない(余裕・贅沢できる)」は11.4%、「あまり苦しくない(生活できている)」は32.0%と全体のおよそ4割が「苦しくない」と回答した。「やや苦しい(ギリギリ)」は47.1%、「とても苦しい(赤字)」は9.4%で、全体の約6割が「生活が苦しい」と答えている。